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PUBGにおすすめの中古ゲーミングPC【2025年】推奨スペックも検証しています

PUBGの推奨PCスペックを解説していきます。バトロワ系のゲーム人気に火をつけたタイトルで今も高い人気を誇っています。比較的負荷は高めなので、性能選びのむずかしいゲームでもあります。必要なスペックに合わせて理想的なゲーミングPCを選んでいきましょう。

PUBGにおすすめの中古ゲーミングPC

3万円台から4万円台でのモデルでも対応できますが、設定調整が必須となります。妥協できるのであれば問題ないでしょう。できればGeForce GTX 1660 TiやGeForce RTX 2070搭載モデル以上を選択したいところです。

PUBGの動作環境まとめ

必要動作環境 推奨動作環境 旧世代推奨環境
OS Windows 10 Windows 10 Windows 10 / Windows 11
CPU Intel Core i5-4430 Intel Core i5-6600K Intel第7世代Core i7以上 or
Intel第8世代Core i5以上
グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX 960 NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB NVIDIA GeForce RTX 2060以上
メモリ 8GB 16GB 16GB
ストレージ 40GB 50GB 50GB

PUBGでは必要環境と推奨環境の差はそれほど大きくありません。PUBGをプレイするために必要な性能は3~4世代前のミドルクラスが最低ラインです。必要環境に合わせると快適なゲームプレイは難しくなります。ゲームの性質上、一定以上の快適性は必須とも言えます。現行ではRyzen 7 5700XとGeForce RTX 4060程度の性能があれば快適に動作できるでしょう。

ギリギリを攻めるならRyzen 5 4500とGeForce RTX 3050 6GBでもある程度動作させられます。しかしながら、PUBGではフレームレートの安定がゲームの勝敗につながります。あまりに妥協した性能を選択すると、優位に進められないこともあるはずです。対人ゲームでは、性能もひとつの武器になり得ます。性能を味方につけて、ゲームを有利に進めましょう。

旧世代の推奨環境では、推奨環境よりも高い性能に設定しています。オンラインゲームの要求スペックはアップデートで徐々に高まる傾向にあります。それを加味して、今後要求スペックが更新されても大丈夫なように配慮しました。GeForce GTX 1070と同等の性能を持つGeForce RTX 2060搭載モデルなどが狙い目となるでしょうか。

中古パソコンでPUBGをプレイするためには、思っているよりも高価なモデルとなりそうです。もちろん、新品の推奨環境をクリアしたモデルよりも安価であることは間違いありません。性能が重要なゲームになると、価格を重視した選び方は後悔する可能性が高いです。性能の吟味はしっかり行いましょう。

狙い目となる中古ゲーミングPCの性能

理想 最低限
CPU Core i5-8400以上 Core i5-6400以上
グラフィックボード GTX 1070/RTX 2060以上 NVIDIA GeForce GTX 960

動作環境を元に狙い目となる中古ゲーミングPCについて検証しました。理想的な環境としてはCore i5-8400×GeForce GTX 1070 or GeForce RTX 2060としました。これらの組み合わせは中古市場でも比較的流通量も多く、入手難易度も低い部類になります。より流通量の多いGeForce GTX 1060でも推奨環境を満たせます。性能に妥協は許されなくても、予算に応じた選択肢があります。

PUBGはオンラインゲームの中でもスペックが高めです。つまり、PUBGが快適にプレイできる性能があれば、他のゲームも快適にプレイできるということです。他のゲームも視野に入れるなら、CPUの性能を少しグレードアップさせてもよいでしょう。注意したいのはプレイ環境です。対人ゲームなのでフレームレートがどの程度出力できるかも重要になります。144fpsや240fpsで安定させるには相応の性能が必要となります。

推奨環境で指定されているスペックは60fpsを基準になっています。高いフレームレートでプレイするなら、推奨環境が最低ラインです。少しでも性能に余裕を持たせる必要があります。設定をどこまで下げるからの許容範囲でも変わってきます。最高設定でプレイするなら、GeForce RTX 3080のような現行でもハイエンドと呼べる性能を持つモデルが必要です。

最低設定でも構わないならGeForce RTX 2070のようなグラフィックボードでも実現できる範囲でしょう。しかしながら、PUBGはサーバーに入った途端に負荷が大きくなり、プレイ中はなかなかフレームレートが安定しません。

あまり完璧を求めないように、環境設定には多少の妥協も必要です。PUBGは対人ゲームですので、高設定が必ずしもよいわけではありません。グラフィックが向上すれば視認性が低下することもあります。勝つためには設定を下げた方がよいこともあります。そこも考慮したモデル選びをおすすめします。

PUBGとは

バトロワ系の歴史を作ったゲーム

PUBGは「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」という名称で2017年3月に早期アクセスが開始されました。瞬く間に人気を集め、バトルロワイヤル(バトルロイヤル)というゲームジャンルを世界に知らしめました。販売本数は世界第5位、同時接続プレイヤーはSteam歴代最多となる323万人超えとなっています。 フォートナイトApex Legendsにも大きな影響を与えたゲームです。特に、フォートナイトはPUBGの登場により、バトルロイヤルモードが実装されて爆発的な人気を博しました。多くのゲームに影響を与え、バトロワ系というジャンルを一般的なものにした功績は語り継がれるでしょう。

Minecraftがそうであったように、画期的なゲームが登場すると類似したゲームが多く登場します。PUBGの登場以降、様々なバトロワ系のゲームが誕生しました。しかしながら、今もサービスが継続されているゲームは限られています。一大ジャンルとなっても、バトロワ系のゲームと言えばPUBG・フォートナイト・Apex Legendsの3つが主となり、他のゲームはあまり話題になっていません。バトロワ系は少し閉鎖的にも見えるゲームジャンルとなっています。

このバトルロイヤルに近いゲームジャンルはいくつかあります。しかし、マップに制限がなく、長時間の戦闘が常態化していました。PUBGは安全地帯の設定、空爆の発生により広いマップを限定的に使用し、プレイヤーを一箇所に集めるような設計になっています。これがバトロワ人気を加速させた要因となります。不完全な状態であっても、半強制的にプレイヤーが集まる地域に向かわなければなりません。また、不完全な状態であっても装備を整えたプレイヤーに勝利できる要素があります。実力だけがすべてではない点も人気の理由でしょう。

不利だった状況が突然有利になることもあります。こういった不確定要素がゲームをより白熱させ、一方的な展開を生み出しません。 このゲームルールが画期的で、先を読みにくく直感による選択を迫られます。賭けで動いて状況を有利にするか不利にしてしまうか。どう転んでも致命傷にならない動きをするか。そういった選択を常に突きつけられます。

単純なルールを追加することで、より複雑な戦場を作り上げています。 世に多くあるバトロワ系と呼ばれるゲームの祖はPUBGです。人気のゲームが誕生することはあっても、人気のゲームジャンルは簡単に誕生しません。バトロワ系の歴史を作ったのは間違いないですが、同時にオンラインゲームのジャンルを生み出し、新たな歴史を刻みつけたゲームです。

戦術が光る局地戦が熱い

対人ゲームは5人対5人のように、決まった人数とマップで戦闘するのが一般的でした。PUBGは最大100人が入り乱れるサバイバルバトルロイヤルです。自分以外が全員敵のソロ、自チーム以外全員敵のデュオ・クアッドが主なモードです。どのモードにも共通しているのは、複数の敵が同時に存在することです。 自分対敵対敵のように三すくみの状況もあれば、四すくみ・五すくみという状況もあります。

目の前の敵に集中していると背後から別の敵が現れるのも珍しくありません。こういった複雑な場面は不利な状況になります。PUBGは有利な状況を作るよりも、不利な状況を作らないことが勝利の鍵です。 例えば、こちらに気付いていない敵が目の前を通ったとしましょう。敵の進行方向の先に別の敵がいる場合、あえて見逃すのも戦術です。こちらが攻撃を仕掛ければ確実に倒すことができるでしょう。しかし、銃声は広く響き渡り、別の敵に居場所を知らせてしまいます。 敵と敵を戦わせ、勝ち残った敵を倒す。

チーム対チームの戦いではないのでこういう戦術も有効です。見つけた敵を片っ端から倒す無双スタイルは、バトロワ系ではハードルを高める行為です。敵を倒すことが必ずしも有利になるわけではありません。 あえて見逃したり、音を出したりしてその時々の状況を活用しなければなりません。他の対人ゲームにはない局地戦が多く展開されます。その局地戦毎に最適な戦い方が違います。

単調になりにくい戦闘は人を熱中させます。それがPUBGの人気をここまで引き上げた要因と言えるでしょう。 前に有効だと思った戦い方が次も通用するとは限りません。有利な行動が常に最良にもなりません。状況に合わせた行動が求められます。位置がばれることが悪いこともあれば、問題にならないこともあります。考え込む時間は多くありません。瞬間の判断が勝敗を分けます。選択と判断の連続こそ、PUBGの醍醐味です。

戦闘のテンポは遅め

PUBGはリアル系FPSのように、人間ができる動きしかできません。フォートナイトのようにアクロバティックな行動はできません。Apex Legendsのようにスキルやスピーディーな展開もありません。時には序盤から終盤まで同じ場所で伏せて待つだけということもありえます。 一発逆転のスキルや武器がないので、戦闘はじっくり展開されていきます。これが苦手という方もいれば、戦いがわかりやすくてよいという方もいます。

自分も敵も動き方が特殊ではなく、どう動くか予想しやすいです。高いジャンプをしたり、ありえない場所からの登場がなかったりするので超人的なAIMは必要ではありません。 結果的に、テンポの遅い戦闘は初心者にも受け入れやすく、3D酔いも起こりにくいゲームです。Apex Legendsのような操作に慣れが必要なく、フォートナイトのように建設もないので遊びやすいという特徴があります。バトロワとはどういうゲームなのかわかりやすいのがPUBGです。 ただ、Apex Legendsやフォートナイトに慣れていると、PUBGは少し遊びにくい印象があります。テンポだけでなく、動作全体がもっさりしていると感じてしまいます。

同じジャンルであっても、それぞれのゲームには個性的な特徴を持っています。その中で標準的となるPUBGには、テンポが遅いことで詰みとなる状況が多々あります。緊急時に逃げる手段が少なく、行動を制限されてどう動いても圧倒的に不利な状況があります。Apex Legendsやフォートナイトは回避行動が取りやすく、大雑把に向かう方向を決めて進むことが多いことに対して、PUBGはどこに向かってどこの建物に入るか、敵がいたらどうすればよいかまで細かく決めなければなりません。

圧倒的な不利な状況が有利になることもあるのがPUBGです。圧倒的に不利な状況が詰みの状況にもなり得ます。そういう目が出ない行動を心がけて、行動のすべてを考えて動かなければなりません。テンポが遅いからこそ安易な行動は負けに直結します。ルールはシンプルでも、思考を張り巡らせなければドン勝は遠くなります。そういう点で、テンポの遅さはPUBGの魅力でもあると言えます。

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