フォートナイト動作環境
フォートナイトの動作環境についてまとめています。動作環境は比較的軽めだと言えます。グラフィックボードを搭載していなくても満たせるほどです。CPUはCore i3-3225が基準に挙げられています。CPU内蔵グラフィックにIntel HD Graphics 4000を搭載していますので、、第3世代のCore i3/Core i5/Core i7以上が搭載されていれば、基本的には問題ありません。一部CPUは内蔵グラフィック機能が搭載されていないモデルもありますので事前に確認しておきましょう。
実際には最低動作環境では快適にフォートナイトをプレイすることは難しいです。推奨環境を満たせる性能を目指す方が無難です。中古ゲーミングPCのほとんどはIntel第3世代移行のCPUを搭載しているので、CPUについてクリアできている可能性が高いです。つまり、フォートナイトの推奨モデルを探す際は、グラフィックボードを基準としたモデル選びが近道です。 推奨環境の「Nvidia GeForce GTX 960」に相当する性能は、各世代のミドルクラス程度のものです。
GeForce GTX 1060やGeForce GTX 1050 Tiを搭載した中古パソコンを探しましょう。このあたりの性能があれば、フォートナイトを快適にプレイできます。推奨環境ではメモリ容量が16GBとなっている点は注意してください。8GB搭載モデルも多いからです。フォートナイトは年々推奨環境が上がっています。2021年時点ではGeForce GTX 660、メモリ8GBとなっていました。今後も少しずつ推奨環境が高くなっていく可能性があります。フォートナイトを長く快適にプレイするためには、推奨環境ぴったりではなく、余裕を持った性能を選択する方がいいでしょう。
フォートナイトを快適にプレイするために
環境がプレイヤースキルを育てる
プレイヤースキルが問われるゲームでは、よりよい環境がプレイヤーを育てます。いかに上手いプレイヤーでもゲームがカクついたり、入力遅延の発生したりする環境では力を発揮できません。プレイに支障のない環境が前提でプレイヤースキルは上達していきます。この環境が整っていない状態では、成長を感じにくく、プレイヤースキル以外の部分で勝敗が決してしまうことも珍しくありません。
ゲームは楽しくプレイするものです。しかし、対プレイヤーのゲームでは、勝たなければ楽しくないと考える方も多いです。負けても楽しい勝負はごく一部でしょう。そういう勝負を生み出すのは、自分のプレイヤースキルがあってこそです。競い戦うゲームにおいて、勝ちを目指すのは当然です。それがゲームのシステムであればなおさらそうでしょう。 フォートナイトは一瞬の遅延が致命的な状況を生み出してしまいます。それはどのゲームでも同じに見えて、フォートナイトではとくに問題になります。
フォートナイトにはクラフトという建築システムがあります。これを建てる位置や場所を間違えてしまうと、窮地に立たされてしまいます。 スムーズな描写は環境によるミスを防いでくれます。環境による敗北はモチベーションの低下にもつながります。快適な環境こそが長く続け、上達への近道だと確信しています。快適な環境を築くことて勝つための舞台が整います。
設定は下げてもいい
フォートナイトはグラフィックが美しいゲームではありません。負荷を軽減するために、簡素なデザインにまとめられています。そのため、最高設定でのゲームプレイは、フレームレートの低下を起こしやすくメリットがあまりありません。設定を下げて、安定したプレイができるように設定しましょう。最高設定が必ずしもよい環境ではありません。むしろ、フレームレートを稼ぐために、設定を下げるプレイヤーの方が大多数を占めています。
これはフォートナイトに限らず、PvP要素のあるゲームではその傾向が強いです。一部ゲームでは、設定を下げることで不利になる要素もあるので、下げることが絶対というわけでもありません。フォートナイトは下げた方が有利な環境を構築できる可能性が高いという話です。 また、設定を下げることで必要な性能を抑えることもできます。ゲームの推奨環境は、とくに記載がなければフルHD解像度で標準設定よりやや高めに合わせています。つまり、設定を最低にまで下げれば、推奨環境に届かなくても十分快適なゲーム環境になります。
設定の幅が広いゲームほど、必要環境と推奨環境の差が大きくなります。フォートナイトはその差が大きいゲームですので、設定である程度カバーできます。幅広いユーザーにプレイしてもらえるように、基本無料のオンラインゲームはこういったシステムになっていることが多いです。性能に余裕があってもあえて下げるのも一つです。設定は下げても問題ありません。最高設定は負荷が集中すると著しくフレームレートが下がる可能性もあるので、最高設定を目指すのは間違いです。
フォートナイト推奨モデルについて
フォートナイトを快適にプレイするためには、Core i7-6700とGeForce GTX 1060 3GB/GeForce GTX 970の組み合わせを目指したいです。このくらいの性能があれば、設定を下げれば100fps以上を維持できます。パソコンでフォートナイトをプレイする最大の魅力は、フレームレートに制限がないことです。リフレッシュレートを高め、スムーズな描写で遊べるのはパソコン版のフォートナイトだけです。
推奨環境に届かない程度では、60fpsは出せてもそれ以上は望めません。ぎりぎりでもよいのであればCore i5-6400・GeForce GTX 960でもよいと思います。余裕のある性能があってこそ、パソコンのゲームは快適性を増していきます。推奨環境の少し先を見るのがポイントです。そのためには、第6世代のCore i7、GeForce GTX 1060 3GBは手にしておきたい性能です。
少しハードルは高く感じるかもしれませんが、中古ゲーミングPCなら5万円以下で購入できます。時期や在庫状況によって変動するので、確実な情報というわけではありません。ただ、どれだけ高くても5万円を大きく超えることはないでしょう。フォートナイトの推奨環境は年々上がっていても、元々の要求スペックが低いからこそ低価格で選べます。 ゲーミングPCは予算が上がれば上がるほど、選択できる性能も上がっていきます。
フォートナイトをプレイするだけなら高性能過ぎると感じるかもしれません。しかし、パソコンゲームは性能によって環境が変わります。家庭用ゲーム機とは違い、誰もが同じ環境でプレイできるわけではありません。予算内で安いモデルを選ぶのも一つですが、予算いっぱいのモデルを選ぶのも一つです。快適な環境を構築できれば、それだけ有利にゲームを進められます。推奨環境はあくまでも一つの基準であり、人によっては最低限となるラインです。
家庭用ゲーム機器との比較
フォートナイトはマルチプラットフォームが進んでいるタイトルで、パソコン以外にも、多くの媒体でプレイできます。スマートフォンの環境は機種に依存するので、ここでは割愛します。Nintendo Switch、Playstation 4は所持している方も多いのでプレイヤーは多めです。
フォートナイトは別機種とオンラインで繋がるクロスプレイに対応しているので、各機種のプレイ人口はそれほど影響はありません。パソコンでのプレイか、家庭用ゲーム機がいいかを詳しく見ていきましょう。 パソコンは周辺機器のコストが高いことを押さえておきましょう。中古パソコンは、家庭用ゲーム機よりも安く購入できるモデルもあります。性能次第ではNintendo Switch Liteよりも安いモデルもあります。ただ、中古パソコンは本体のみの価格です。モニター・キーボード・マウス・ゲームパッドなど、必要な周辺機器が多くコストがかかります。
ゲーミングデバイスは高価ですので、本格的に一式揃えると本体とは別に5万円以上かかります。周辺機器の価格はピンからキリまであるので、必ずしも高価なデバイスを選択することはありません。周辺機器にかかるコストはもちろん、多くのデバイスの中から選択しなければならないことを考えると、お金も手間もかかってしまいます。一度揃えてしまうと、以降は壊れるまで費用は発生しないので、初期投資として見れば微々たるものでしょう。フォートナイトをプレイできる機種の中で、最も快適にプレイできるのはパソコンです。一方で、エイムアシストはキーボードとマウスの操作にはなく、ゲームパッドのみ少し入る程度なので初心者向けではないかもしれません。
PlayStation 4よりPlayStation 5がおすすめです。フォートナイトはPlayStation4と5に対応しています。一見すると価格の安いPlayStation 4の方がよく見えますが、最大fpsが60fpsとなっています。120fpsに対応するPlayStation 5とは大きな差があります。この差は体感してみないと分からないことなのです。120fpsを体験した後に60fpsでプレイすると、カクつきやラグのような動きを感じ取ってしまいます。スムーズな描写はゲームを有利に進行するだけでなく、ストレスや疲労の軽減にもつながります。今PlayStation 4を所持しているなら問題ありません。フォートナイトをプレイできるゲーム機やパソコンがない状態で、新たにPlayStation 4を購入するのはあまりおすすめできません。PlayStation 4は参入障壁が低く、120fpsに対応しているPlayStation 5はパソコンの快適性と家庭用ゲーム機のエイムアシストがあるハイブリッドタイプです。今から家庭用ゲーム機で始めるならPlayStation 5の方がおすすめです。
Nintendo Switchはおすすめできません。Nintendo Switchは多くの方が持っているので、どういったゲームか体験するにはよいと思います。しかし、ゲームプレイ自体は快適ではありません。まず、30fpsの制限は対人系のゲームに適していません。クロスプレイで他機種のプレイヤーと対戦すると、30fpsというだけで大変不利な状況になります。60fps以上のPlayStationやパソコンから見ると、Nintendo Switchでプレイしている方は一目瞭然です。ワープするような、カクカクした動きをします。どういったゲームなのか、それを知るだけならNintendo Switchも悪くはありません。長く続けたり、本当の楽しさを知ったりするには不向きです。 また、入力遅延もありますので、思ったようなプレイができません。仮に、Nintendo Switchで好成績を残せるなら、他機種に移ればトップクラスのプレイヤーになれる可能性があるでしょう。プレイヤー対プレイヤーのPvPゲームでは、60fpsが最低ラインです。今Nintendo Switchでプレイしているなら、パソコンやPlayStationへの買い替えをおすすめします。
フォートナイトとは
フォートナイトは2017年7月25日にサービスが開始されたオンラインゲームです。今のバトルロイヤル方式が主流になったのは、2017年12月20日に登場したPUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS、現PUBG: BATTLEGROUNDS)の影響を受けたからです。バトルロイヤルモードが追加され、2018年2月には同時接続人数340万人を突破する大人気ゲームに出世しました。後からバトルロイヤルモードが追加され、人気を得たという点では「H1Z1」に近い流れを感じます。
今でこそバトルロイヤル系のゲームで最も人気なゲームとされていますが、Apex Legendsと同様にPUBGに影響を受けたタイトルです。バトルロイヤルというジャンルを広めたPUBGの偉大さを感じさせます。 Apex Legendsがスピード感あふれる戦闘という特徴を持っているように、フォートナイトもPUBGとは違った特徴を持っています。それは建築要素があることです。
遮蔽物や建造物を組み上げることで、何もない場所に一時的な陣地を築けます。地の利がある場所が絶対的に有利な傾向にあるバトルロイヤルですが、フォートナイトは必ずしもそうとは言えません。 登ってくる場所が1箇所しかない丘の上でも、建築システムを利用して崖側から登ってくるかもしれません。工夫やアイデア次第で不利な場所を有利に変えることも、有利な場所を不利に変えることもできます。単に撃ち合いが強いだけでは勝てないのがフォートナイトです。
フォートナイトの特徴&楽しさ
自由な立ち回りがゲームを大きく変える
フォートナイトのクラフトは、Minecraftを想像するとわかりやすいかもしれません。攻撃を防ぐためにブロックを積み、登ったり隠れたりするためにもブロックを積むようなものです。武器の性能が高く、有利な場所を取っていても勝ちは近づいてきません。安全だと思っていても、予想もしていない方向から攻撃が飛んでくる可能性もあります。 このシステムが純粋な撃ち合いのサバイバルバトルロイヤルから、熟練した技術と発想力で試合展開を変える画期的なものとなりました。
一方で、移動や攻撃をしながらのクラフトは慣れが必要です。FPSやバトルロイヤルに慣れていても、フォートナイトのシステムをすんなり受け入れることは難しいでしょう。 複雑な操作と機転が求められるので、簡単なゲームとは言えません。むしろ、操作難易度に関しては、他のバトルロイヤルとは一味違います。ゲーム性と合わないと思われていたクラフト要素がゲームの質を大きく高め、大きな評価を得ています。
クラフトがなしのモードもありますが、フォートナイトの魅力は薄くなります。 相手の動きが読みにくいことから、立ち回りや読みは上達に影響します。こればかりは経験が最も重要になるので、慣れるまでは失敗を繰り返すことになります。よくあるゲームになりそうだったフォートナイトは、クラフトシステム一つで全く別の要素を生み出しました。バトルロイヤルのゲームは立ち回りが重要ですが、とくにフォートナイトは重要です。慣れてくる頃には、フォートナイトの魅力に取り憑かれていることでしょう。
ゲーム展開が早く遊びやすい
PUBGが当初よりも小さな島を用意し、1試合にかかる時間を短縮しています。バトルロイヤルは最後の一人(一組)になるまで戦うことになるので、どうしてもスローテンポになってしまいます。PUBGでは1試合40分かかるなんてこともありました。 そのため、フォートナイトはバトルロイヤルモードを開発する際に、1試合の時間を15分~25分程度に収まるように設計しています。
フィールドはそれほど広大ではなく、試合運びが早くなるような工夫が随所に見られます。高低差の大きいフィールド、侵入口を限定できない建物などがそれにあたります。家の中の敵を攻撃すると、どうしても膠着状態に陥ります。そうならないような大きめの建物、クラフトで侵入しやすい窓や屋上があります。そういった構造の家が目立つので遭遇戦も多く、勝負の決着が早いという印象です。1試合の時間が長くなることは、プレイヤーにとっても遊びにくくなります。試合展開を最も早める要因はクラフト要素でしょう。
これにより、どこからでも敵が侵入できる、攻めてくるので完全な安全地帯はほとんどありません。必然的に交戦の決着も早まり、試合の勝敗も決しやすいのでしょう。Apex Legendsのようなスピード感はありませんが、試合運び自体のテンポはいいです。 バトルロイヤルのよいところは、負けたらすぐに次のバトルを始められるところにあります。勝っても負けても時間を縛りにくいフォートナイトは、家庭用ゲーム機との相性もよかったので広く浸透したようにも感じます。
クリエイティブモードは新たな楽しみ
フォートナイトにはバトルロイヤル以外にも、有料のコンテンツやクリエイティブモードがある。とくに、クリエイティブモードはとても注目されているモードで、多くのユーザーを魅了しています。このモードでは、自分で島を保有し、オブジェクト等をカスタマイズできます。 自分の島には他のプレイヤーも訪れ、個性あふれる島を作ることができます。どうぶつの森に似ているようで似ていません。
アスレチックやクイズのようなミニゲームを作り、プレイヤーを楽しませる島を作る方も多いです。この自由度の高いコンテンツをメインにフォートナイトをプレイする方もいます。 これまでありそうでなかった要素なだけに、暴力的なゲームをプレイさせたくないという親御様にも安心してもらえるはずです。自分の島を持つ。この言葉にはロマンを感じずにはいられません。実際にはMinecraftのように何でもできるわけではありませんが、楽しみ方の一つとしては十分です。最大16人が参加できるので、仲の良い友達とわいわい楽しむこともできます。
フォートナイトは元々バトルロイヤルをメインとしたゲームではありませんでした。タワーディフェンスサバイバルというジャンルで、MinecraftとL4D2を合体させたようなモードがメインのゲームです。元々メインではないコンテンツがメインになっているように、コンテンツの広げ方が上手いです。今後も戦い以外のコンテンツが拡充されることもありそうです。バトルロイヤルに興味がなくても楽しめる、そんなゲームとしても注目していきたいですね。