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Intel製CPUのソケットと対応チップセット一覧表【世代ごとに解説】

Intel製CPUのソケットと対応チップセットを第1世代から最新世代まで一挙にまとめました。「中古パーツで安く組みたいけど、このマザーボードで動くかな?」、「最新のCore Ultraに乗り換えるにはマザーボードも買い替えが必要?」といった疑問をこの記事一つで解決できます。自作PCのパーツ選びで失敗しないために、ぜひブックマークしてご活用ください。

CPUの換装前に対応チップセットを確認しよう


CPU換装における大前提は、ソケット形状に合致したマザーボードを選択することです。規格が異なれば物理的な装着すら不可能であり、システムは一切機能しません。Intel環境では、基本的に世代交代とともに対応チップセットも刷新されるため、より慎重な確認が求められます。対するAMD環境は、ソケット形状がAM4とAM5の2世代に集約されており、ユーザーにとって把握しやすい仕様と言えるでしょう。

確実なパーツ選定のために、製品パッケージ右下に記載されたソケット情報を参照する習慣をつけましょう。互換性の把握は知っているか、いないかの差ですが、思い込みによるミスを防ぐには正確な一覧表での照合が不可欠です。本ページをブックマークし、換装時のチェックリストとしてお役立てください。

Intel製CPUのソケットと対応チップセット一覧表

世代(開発コード) CPU例 ソケット形状 対応チップセット 製品例 発売時期
2世代Core Ultra(Arrow Lake) Core Ultra 7 265K LGA1851 800番台 Z890/B860/H810 2024年10月
14世代(Raptor Lake-R) Core i7-14700K LGA1700 700番台 Z790/H770/B760 2023年10月
13世代(Raptor Lake) Core i7-13700K LGA1700 700番台 Z790/H770/B760 2022年10月
12世代(Alder Lake) Core i7-12700K LGA1700 600番台 Z690/H670/B660/H610 2021年11月
11世代(Rocket Lake) Core i7-11700K LGA1200 500番台 Z590/H570/B560/H510 2021年03月
10世代(Comet Lake) Core i7-10700K LGA1200 400番台 Z490/H470/B460/H410 2020年04月
9世代(Coffee Lake-R) Core i7-9700K LGA1151 v2 300番台 Z390/Z370/H370/B360/H310 2018年10月
8世代(Coffee Lake) Core i7-8700K LGA1151 v2 300番台 Z390/Z370/H370/B360/H310 2017年10月
7世代(Kaby Lake) Core i7-7700K LGA1151 200番台 Z270/H270/B250 2017年01月
6世代(Skylake) Core i7-6700K LGA1151 100番台 Z170/H170/B150/H110 2015年08月
5世代(Broadwell) Core i7-5775C LGA1150 90番台 Z97/H97 2015年05月
4世代(Haswell) Core i7-4770K LGA1150 80番台 Z87/H87/B85/H81 2013年06月
3世代(Ivy Bridge) Core i7-3770K LGA1155 70番台 Z77/H77/Z75/B75 2012年04月
2世代(Sandy Bridge) Core i7-2700K LGA1155 60番台 Z68/P68/H67/B65/H61 2011年10月
1世代(Nehalem) Core i7-870 LGA1156 50番台 P55/H55/H57/Q57 2009年09月

世代(開発コード)ごとのソケット形状及び対応チップセットをまとめました。Intel製CPUは2世代あるいは3世代ごとにソケット形状が変更されます。第8世代のLGA1151 v2と第7世代のLGA1151の間に互換性はありません。ソケット形状が同じであれば、該当する一世代前のチップセットも使用可能です。ただし、BIOSのアップデートが必要で中上級者向けとなります。

BIOSアップデートをすると製品保証対象外となり、万が一不具合が生じてもサポートを受けられません。初心者の方は同時に最新のマザーボードを購入することを推奨します。最新のArrow Lake世代からソケット形状がLGA1851へと変更されました。世代は2世代となっていますがこれはモバイル向けモデルで1世代目がリリースされたためで、デスクトップ向けモデルとしては実質第1世代です。第3世代Core UltraでもLGA1851が維持されそうです。

CPUとマザーボード選びの基礎知識

CPUやマザーボードの交換を考えている方が知っておくべき知識をまとめています。初心者向けの内容ですので上級者の方はスキップしていただいても問題ありません。

CPUの製品名の見方

CPUの型番には意味があります。特に⑤の世代が重要です。あなたの使っているCPUの世代がわかれば対応チップセットも把握できます。上記の画像だと14世代であることを意味していてソケット形状はLGA1700で対応チップセットは700番台となります。より詳しくスペックを知りたい方は、CPUのスペックを解説を参考にしてください。

ソケット形状

ソケット形状は、マザーボード上にあるCPUを取り付ける箇所のことです。先頭についているLGAは、Land Grid Arrayの略で接点(ランド)が格子状(Grid)に配列(Array)された半導体パッケージのことを意味します。パッケージ自体は平らに近いため物理的な破損リスクが低いという特徴があります。LGAの後に続く数値は接点と接触するためのピンの数です。CPUのソケット形状とマザーボードのCPUソケットの形状が異なると使用することはできません。

対応チップセット

ソケット形状にあったチップセット(マザーボード)を選択する必要があります。最新のIntel第14世代CPUでは700番台のチップセットとなります。マザーボードのチップセットにはグレードがあってZ790→H770→B760となります。グレードが高い方が電源回路(VRM)や拡張性が優れています。Zが最上位グレードでハイエンドのゲーミングPCなどで採用されます。ZのみCPUのオーバークロックができるなど差別化が図られています。人気があるのは安価なHやBシリーズです。一般的な使用であれば不便は感じないでしょう。

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