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CPU性能比較表【2025年版】

CPUの性能比較表をまとめました。性能はPassMark(PassMark Software Pty Ltd社開発)のスコアを参考にしています。BTOメーカーでも各モデルのパフォーマンスをこのPassMarkで示していることが多いです。その他コア・スレッド・TDP・定格/最大クロック・価格(赤文字は中古価格)について掲載しています。世代が新しい方がパフォーマンス的に有利になります。世代が変わると単純にコア・スレッド・クロック周波数だけではわからない部分もあります。価格は更新時点のものです。ゲーム目的の方は合わせてゲームにおすすめのCPUと選び方を参考にしてくださいね。ノートパソコン向けモデルについては「CPU性能比較表【ノートパソコン向け】」でまとめています。

CPU性能比較表【デスクトップ向け】


型番の見方

製品名 ブランド シリーズ 世代 グレード サフィックス
Core Ultra 7 265KF Core Ultra 7 2 65 KF
Ryzen 7 9800X3D Ryzen 7 9 800 X3D
Core i7-14700K Core i 7 14 700 K

型番の見方について解説していきます。例として「Intel Core Ultra 7 265KF」と「ADM Ryzen 7 9800X3D」を分解して見てみましょう。IntelはCore iシリーズブランドを捨てて新しくCore Ultraブランドを立ち上げました。デスクトップ向けモデルは1世代目(シリーズ1)がなく、この2世代目(シリーズ2)が初代となります。なお、参考として旧世代のCore i7-14700KFも掲載しています。基本的な型番の見方は同じだと考えてよいですね。型番を理解できるようになれば性能を把握しやすくなるはずです。それぞれ分解すると上記のようになります。メーカー・ブランド・シリーズ・世代・グレード・サフィックスがわかります。

①ブランド

ブランドについては、Intel=Core Ultra・AMD=Ryzenとなります。Core Ultra 7 265KFがIntel、Ryzen 7 9800X3DがAMDとなります。迷ったらIntel Core Ultraブランドを選択しておくと良いと思います。マルチコア性能及びゲーム性能のバランスがよく扱いやすいからです。あらゆる用途への対応力も安定しています。究極のゲーム性能を手に入れたいなら3D V-Cache搭載モデルがおすすめです。

②シリーズ

各モデルのおおよその性能帯がわかります。IntelならCore Ultra 9>Core Ultra 7>Core Ultra i5と続きます。AMDならRyzen 9>Ryzen 7>Ryzen 5>Ryzen 3となります。Core Ultra 7 265Kは上から2つ目、Ryzen 9 7950X3Dは一番上です。次の項目である世代と合わせて考えてください。

③世代

世代はそのCPUの新しさを意味します。Intelの最新世代はCore Ultraシリーズ2、AMDの最新世代はRyzen 9000シリーズです。Core Ultra 7 265KF・Ryzen 7 9800X3D共に最新世代のCPUです。同じシリーズ及びグレードなら世代が新しい方が性能が高いです。前世代の上位グレードが次世代の下位グレードよりも性能で劣る可能性もあります。

④グレード

グレードはそのシリーズにおけるランクを意味します。同じ世代ならグレードが大きい方が高性能であることを意味します。シリーズに合わせて設定されます。例えば、Intel Core Ultraシリーズを見るとCore Ultra 5シリーズなら245・235・225、Core Ultra 7シリーズなら265 、Core Ultra 9シリーズなら285といった具合です。AMDでも同様です。Ryzen 5シリーズなら600・500、Ryzen 7シリーズなら800・700、Ryzen 9シリーズなら950・900となります。

⑤サフィックス(接尾辞)

サフィックス(接尾辞)は、そのモデルの特性を表しています。IntelとAMDで少し特性が異なるので別々に整理しておくとわかりやすいと思います。Core Ultra 7 265KのKは倍率ロックフリーモデルを、Ryzen 7 9800X3DのX3Dは3D V-Cache搭載モデルを意味します。

Intel

サフィックス 説明
X ハイエンドモデル
KS 上位版倍率ロックフリーモデル
K 倍率ロックフリーモデル
KF 倍率ロックフリーモデル+ グラフィックスレス
F グラフィックス非搭載モデル
T 省電力モデル
無印 通常モデル
HX ハイパフォーマンスモデル(ノート)+OC対応
HK ハイパフォーマンスモデル(ノート)
H ハイパフォーマンスモデル(ノート)
U 省電力モデル(ノート)

Intel製CPUで人気があるのは無印モデル及びそのCPU内蔵グラフィックス非搭載のFモデルです。Core Ultra 7 265KやCore Ultra 225Fなどが該当します。これらのCPUはオーバークロックができないものの電力制限の解除で高いパフォーマンスを発揮します。Core Ultra 9シリーズはお仕事でクリエイティブ作業を考えている方向けです。コストパフォーマンスが高いわけではありませんが、作業効率が上がり生産性アップにつながります。

AMD

サフィックス 説明
X3D 3D V-Cache搭載モデル
X 高クロックモデル
F CPU内蔵グラフィックス非搭載モデル
無印 通常モデル
G 高性能内蔵GPU搭載モデル
HX ハイエンドモデル(ノート)
HS 省電力モデル(ノート)
H ハイパフォーマンスモデル(ノート)
U 省電力モデル(ノート)

AMD製CPUはIntel製CPUに比べるとやや人気で劣ります。おすすめはゲーム特化型CPUであるX3Dやコストパフォーマンスの高い無印モデルです。Intelのハイブリッドコアアーキテクチャ採用モデルと比べると性能はワンランク落ちます。ただし、最新のRyzen 9000シリーズは大幅にパフォーマンスが引き上げられていて見劣りしない水準に到達しています。

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