グラフィックボードの選び方とおすすめモデルを紹介します。快適にゲームをプレイしたいならグラフィックボードが必須です。予算や用途に合わせて最適なモデルを選択してください。各モデルの性能や価格を把握したい方はグラフィックボード性能比較表【2026年版】と合わせて読み進めていただければと思います。旧世代を含めて相対的な性能を把握できます。
結論:用途別おすすめ早見表
迷ったらここから。目的に合う1枚を先に提示します。製品詳細は後半のレビューをご覧ください。
グラフィックボードの選び方
グラフィックボードは下記の項目順に絞り込んでいくと最適なモデルが見つかります。時間を掛けてあなたに合う1枚を探してくださいね。
予算・ゲーム環境(用途)
まずは予算で狙えるゲーム環境を把握しましょう。
| 価格 | ゲーム環境 | NVIDIA | AMD |
|---|---|---|---|
| 30万円~ | 4K(高設定・高fps) | RTX 5090(422,200円) | ― |
| 15万円~ | 4K | RTX 5080(169,800円) | ― |
| 10万円~ | WQHD(高設定・高fps) | RTX 5070 Ti(125,800円) | ― |
| 8万円~ | WQHD | ― | RX 9070 XT(94,800円) RX 9070(89,980円) |
| 7万円~ | WQHD・フルHD(高設定) | RTX 5070(79,480円) RTX 5060 Ti 16GB(71,980円) |
― |
| 6万円~ | フルHD(高設定) | RTX 5060 Ti 8GB(62,980円) | ― |
| 5万円~ | フルHD(高fps) | ― | RX 9060 XT 16GB(52,479円) |
| 4万円~ | フルHD | RTX 5060(44,980円) | RX 9060 XT 8GB(41,800円) |
| 3万円~ | フルHD(標準設定) | RTX 5050(37,980円) | RX 7600(33,980円) |
| 2万円~ | フルHD(低設定) | RTX 3050 6GB(23,800円) | RX 6600(29,980円) |
※価格は2026年時点の新品目安です。最新の実売価格は下の性能比較表や各モデルの価格.comリンクでご確認ください。
まずは予算を決めるのが良いと思います。予算によってグラフィックボードを絞り込むことができます。対応できるゲーム環境も決まります。将来性を考えるとミドルハイ(5万円以上)のモデルがおすすめです。予算を落としたいなら4万円~のミドルクラスが良いでしょう。GeForce RTX 5060やRadeon RX 9060 XT 8GBが該当しますね。
画像生成AIを考慮するならGPUメモリ容量が多い方が好ましいです。10万円以上のモデルがおすすめです。ウルトラハイエンドのGeForce RTX 5090になれば最高のクリエイティブ環境が構築できます。GPUメモリ容量は32GBとコンシューマー向けモデルとしてはトップです。次に紹介しているようにクリエイティブ用途ではGeForceシリーズを選ぶのが無難です。
メーカー
NVIDIA・AMD・Intelの特徴を一覧で比較しました。
| メーカー | シェア | レイトレーシング | クリエイティブ |
|---|---|---|---|
| NVIDIA | 73.93% | ★★★★★ | ★★★★★ |
| AMD | 17.90% | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ |
| Intel | 7.80% | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
NVIDIA製GeForceシリーズが人気で、SteamにおけるシェアはNVIDIAが約74%と圧倒的です。レイトレーシング性能や画像生成AIでのパフォーマンスも高く、特にクリエイティブ用途では頭一つ抜けています。迷ったらまずはNVIDIAを候補に入れましょう。
Radeonシリーズはレイトレーシングを最重視しなければコストパフォーマンスで有利なことが多く、RDNA 4.0世代でレイトレ性能も大きく改善しました。Intel Arcシリーズは2022年に登場した後発ブランドで、ミドルクラス以下が中心。ラインナップは少なく、競合のGeForceやRadeonにはまだ及びません。
全モデルの性能・最新価格をチェック
主要GPUの詳細な性能(TimeSpyスコア)・VRAM・TDP・最新の実売価格は、常時更新しているグラフィックボード性能比較表【2026年版】にまとめています。性能順・価格順・コスパ順に並び替えできるので、直接比較したい方はこちらをどうぞ。
おすすめGPU詳細レビュー【2026年最新版】
| アーキテクチャ | RDNA 4.0 |
|---|---|
| シェーディングユニット | 2,048 |
| ベース/ブーストクロック | 1700MHz / 3130MHz |
| VRAM | GDDR6 16GB |
| TDP | 160W |
| 想定解像度 | フルHD |
ミドルハイクラスとして人気の高いモデルです。5万円台でVRAM 16GB搭載モデルを購入できるのが強みです。競合のGeForce RTX 5060 Ti 16GBと比べると性能はやや劣りますが、その分価格が安く選びやすいです。フルHDでのゲームプレイがメインなら候補に入ります。レイトレーシング性能も改善されています。
| アーキテクチャ | Blackwell |
|---|---|
| シェーディングユニット | 4,608 |
| ベース/ブーストクロック | 2407MHz / 2572MHz |
| VRAM | GDDR7 8GB |
| TDP | 180W |
| 想定解像度 | フルHD |
コストパフォーマンスの高さから人気のあるグラフィックボードです。6万円台前半で購入できるのは魅力的です。GPUメモリ容量は8GBと今のゲーム事情を考えると控え目ですが、性能的にそこまで問題にはなりません。同じGeForce RTX 5060 TiにGPUメモリ16GBを搭載したモデルもありますが、7万円台と価格が高くコストパフォーマンスが悪くおすすめしづらいです。フルHD環境でのゲームプレイに適しています。
| アーキテクチャ | RDNA 4.0 |
|---|---|
| シェーディングユニット | 4,096 |
| ベース/ブーストクロック | 1660MHz / 2970MHz |
| VRAM | GDDR6 16GB |
| TDP | 304W |
| 想定解像度 | WQHD |
AMDが販売するRadeon 9000シリーズのフラグシップモデルです。GeForce RTX 5070 Tiに近い性能を持ちながら10万円を切る価格が魅力です。レイトレーシング性能はGeForce RTX 5070 Tiと比べてワンランク落ちますが、純粋なグラフィックス処理性能だけを見れば納得できます。VRAMも16GBと必要十分です。下位モデルのRadeon RX 9070との価格差は約4,800円と小さく、これぐらいの差なら上位のRadeon RX 9070 XTをおすすめします。
| アーキテクチャ | Blackwell |
|---|---|
| シェーディングユニット | 8,960 |
| ベース/ブーストクロック | 2295MHz / 2452MHz |
| VRAM | GDDR7 16GB |
| TDP | 300W |
| 想定解像度 | WQHD〜4K |
Blackwell世代の第3弾モデルとして登場したグラフィックボードです。125,800円で購入でき、Ada Lovelace世代のGeForce RTX 4080に匹敵する性能を持っています。メインターゲットはWQHD環境で、DLSS 4.0を活用すれば高リフレッシュレートにも対応しやすいです。GPUメモリもGDDR7 16GBと余裕があり、画像生成AIなどにも適しています。TDPは300Wと従来モデルより高めです。
| アーキテクチャ | Blackwell |
|---|---|
| シェーディングユニット | 10,752 |
| ベース/ブーストクロック | 2295MHz / 2617MHz |
| VRAM | GDDR7 16GB |
| TDP | 360W |
| 想定解像度 | 4K |
GeForce RTX 5090に次いで高いグラフィックス処理性能を持つグラフィックボードです。70番台と比べると一気に価格が上がりますが、GeForce RTX 5090よりは選びやすく、ゲーム目的ならここが上限だと思います。4K環境でのゲームプレイに適し、レイトレーシングを有効化しても十分プレイできます。DLSSを活用すれば高フレームレートも実現しやすいです。TDPは360Wとやや高めです。
