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おすすめBTOメーカーを比較

おすすめのBTOメーカーについて比較していきます。ゲーミングPCを購入する上でどのBTOメーカーを選べば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。大手から小さいところまで含めれば30以上のショップがあります。ドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房・フロンティア・TSUKUMO・HP・Dell・Lenovoなどが有名ですね。このページを読めばチェックするべきポイントがわかります。BTOメーカーの特徴を知ればゲーミングPC選びが捗るはずです。

まずはBTOメーカーが販売するBTOパソコンについての定義を見ていきましょう。BTOとは、Build to Orderの略で受注生産品ということです。つまり、BTOパソコンとは受注生産で作られるパソコンのことです。ゲーミングPC=BTOパソコンという側面がありますので、当ショップで取り扱うゲーミングPCもほとんどがBTOパソコンです。中には自作PCを買い取るケースもあります。

BTOメーカーの比較項目一覧

BTOメーカーを比較する際にチェックするべき項目を6個まとめました。購入の前段階において決め手を探すのに最適です。ブランド力・デザイン・コスパ辺りが重要なポイントです。

ブランド力

BTOメーカーごとにブランド力が異なります。ブランド力=知名度といえるかもしれません。ブランド力が高いと価格以外で勝負できます。多少価格が高くても積極的に選ばれるブランドは強いです。リセールのよさにもつながります。有名どころではドスパラのGALLERIAやDellのALIENWAREが強力です。マウスコンピューターのG TUNE/NEXTGEAR・パソコン工房のLEVEL∞/LEVELΘなども人気がありますね。ブランド=次のデザインにつながる部分もあります。

デザイン

デザインは採用されるPCケースデザインであることを意味します。数年前まではBTOパソコンはダサいと言われていましたが、ここ数年は飛躍的にデザイン性が向上してかなり高い水準にあります。定期的にケースデザインのリニューアルを行っています。ピラーレスケース・ホワイトカラー・クリアガラスパネル・ARGB対応ファン搭載ケース採用などこだわりが見られます。中小メーカーの中には市販品ケースをたくさん用意しているところもあります。選択肢が無限大の自作パソコンと同じようなモデルを手にいれられます。中小メーカーの中には市販品ケースをたくさん用意しているところもあります。デザインでゲーミングPCを選ぶユーザーも増えているように思います。

コストパフォーマンス

コストパフォーマンスも重要なポイントとなります。コストパフォーマンスは、基本的にBTOメーカーに依存します。コストパフォーマンスを重視しているBTOメーカーもあればそうでないBTOメーカーもあります。CPU・GPU・メモリ・ストレージなどを総合的に見て高いか安いか判断すると良いでしょう。同じCPUとGPUを持ち構成が同等でも10%以上の価格差が生じることもあります。もちろんブランド力やメーカーの戦略などによっても異なります。大手BTOメーカーはコストパフォーマンスを重視する傾向にあります。

カスタマイズ

どれほど柔軟にカスタマイズができるかどうか確認しておきましょう。BTOメーカーごとにカスタマイズできる箇所が異なります。モデルによっても異なるケースもあります。BTOパソコンの場合初期構成のままだと採用されるパーツのメーカーは指定できず、手元に届くまでどのパーツメーカーの製品が届けられるかわかりません。カスタマイズをすればメーカーを指定でき、より自分好みのモデルに仕上げられます。

CPU・グラフィックボード・マザーボードのカスタマイズできるBTOメーカーは少ないです。BTOパソコンでカスタマイズできる項目といえば、メモリ・ストレージ・電源ユニット・ケースファンの追加・PCケースの変更です。細かい部分までカスタマイズしたいなら中小BTOメーカーを選ぶと良いでしょう。自作パソコンに近い感覚でゲーミングPCを作ることができます。

納期

納期を最優先に考えるユーザーがいても不思議ではありません。その証拠に年々BTOメーカーの納期は縮まっています。最短当日出荷や最短翌日出荷も珍しくなくなっています。基本的には大手BTOメーカーの方が納期が短く、中小BTOメーカーになると納期が長くなる傾向にあります。通常2営業日から7営業日と見ておきましょう。別途即納品が用意されていることもあります。夏休みや年末年始などの繁忙期は納期が極端に伸びることがあります。セール時期でもあり多くのユーザーが購入するので当然といえば当然ですね。休暇中にゲームを楽しみたいなら一足先に購入しておくとよいでしょう。ただし、年末年始はお得なモデルが販売されるので、納期が長くなることを覚悟して待つ価値があります。

サポート・保証

BTOメーカーごとにサポート時間や保証期間は異なります。サポート時間は平日の10:00-19:00というのが多いように思います。保証期間は1年間としているBTOメーカーが大半です。追加費用を支払えば延長保証に加入できるのが慣習です。大手BTOメーカーの中には24時間365日の電話サポートを提供しているところもあります。保証期間も標準で2年間や3年間としているメーカーもあります。これまでBTOパソコンを購入したことがなくて少しでも安心感を得たいなら大手BTOメーカーを選択するのがよいように思います。

おすすめBTOメーカーを比較

国内外に20社以上あるBTOメーカーの中でも、特に当ショップで中古品の取り扱いが多いメーカーについて比較していきます。中古での流通が多いということは新品での販売台数が多くゲーマーからの人気が高いと考えてよいでしょう。中古市場では大手BTOメーカーが中心で中小のメーカーの取り扱いはほとんどありません。販売台数が違うので仕方がないですね。

ドスパラ

ドスパラは国内でもっとも人気のあるBTOメーカーと言っても過言ではありません。ゲーミングブランドの「GALLERIA」は国内で圧倒的なシェアを占めているはずです。ゲーミングPCだけではなくゲーミングノートPCも人気があります。事実中古市場にもたくさんのモデルが流通しています。新品で売れている証拠になります。ケース内部を見ると配線の取り廻しなど随所に高い品質を確認できます。

当ショップでもNo.1の売れ筋ゲーミングブランドとなっています。ドスパラのマーケティングのうまさもありつつも、ケースデザインの良さやコストパフォーマンスの高さも人気に火を付けています。ガレリアのケースが好きで、ケースを目的に購入しているユーザーもいるほどです。ケースデザインは定期的にリニューアルされていますが、いつのモデルのケースも味があって評価は高いです。また、最短即日出荷や24時間365日の電話サポートも後押ししてくれます。

マウスコンピューター

マウスコンピューターの国内で人気の高いBTOメーカーの一つです。乃木坂46をCMに起用したこともあって認知度が大きく向上しました。ゲーミングブランドの「G TUNE」や「NEXTGEAR」はオシャレなケースデザインを採用していて人気があります。G TUNEは高級志向で、NEXTGEARはコスパ志向とうまくブランドが使い分けられています。白色のケースを選択することもできます。中古市場では黒色のケースが一般的です。旧型モデルでもケースデザインに古さを感じないのがメリットです。ゲーミングデバイスやゲーミングモニターがセットになったスターターセットをいち早く販売したメーカーでもあります。オプションで翌営業日出荷サービスを選択できます。24時間365日の電話サポートや3年間の基本保証など大手BTOメーカーらしく手厚いサポートを受けられます。

パソコン工房

様々なPCケースを採用したゲーミングPCを展開しています。ゲーミングブランドは「LEVEL∞(インフィニティ)」と「LEVELθ(シータ)」です。LEVEL∞は、昔からあるゲーミングブランドで市場での評価も高いです。中古ゲーミングPCでの取り扱いも豊富です。当ショップでもドスパラに次いで取り扱いモデルが多いです。ミニタワーケースは他社BTOメーカーのモデルよりもコンパクトで持ち運びがしやすいです。設置場所を選ばないサイズ感がいいです。

LEVELθは、2023年12月に登場した後発のゲーミングブランドです。コストパフォーマンスが高く人気があります。また、ケースデザインにもこだわりが見えます。選べる4色のLED付きのクリアガラスパネル採用ケースやピラーレスモデルを販売しています。LEVELΘについてはまだまだ中古市場には少ないですね。大手BTOメーカーらしく24時間365日の電話サポートサービスを提供していて安心して購入できます。

フロンティア

フロンティアは、ヤマダ電機グループのBTOメーカーです。つまり、TSUKUMOも同じグループに属しています。ゲーミングブランドとしての知名度は低いですが、セールがお得すぎて徐々に地位を築いています。他社BTOメーカーと比べて安いにもかかわらず構成も充実したモデルが豊富です。PCケースのリニューアルにも積極的です。キューブ型ケース・クリアガラスパネル採用の光るゲーミングPC・ピラーレスケースなど様々なモデルから選択可能です。残念ながら中古ゲーミングPCではオーソドックスなゲーミングPCが一般的です。中古市場ではドスパラなどのメーカーと比べると人気がありません。ショップへの売却ではそこまでの高値は期待できません。それが理由なのかメルカリやヤフオクに流れがちです。

Dell

Dellは、アメリカテキサス州に本社を置くパソコンメーカーです。ゲーミングブランドの「ALIENWARE」は高級路線を突き進んでいます。価格は高いですが、それに見合う高いデザイン性を持ち、パフォーマンス面も優れています。ゲーミングノートPCではCore i9-14900HX×GeForce RTX 4090 Laptop搭載のウルトラハイエンドモデルを取り扱っています。国内BTOメーカーでは見かけないモデルだといえます。なお、ゲーミングノートPCにはコストパフォーマンス重視の「Dell G」ブランドが用意されています。どちらかというとゲーミングノートPCの方が人気があるように思います。

HP

HPはアメリカカリフォルニア州に本社を置く超大手企業です。ゲーミングブランド「OMEN」や「Victus」は国内ユーザーからも人気が高いです。セール・キャンペーン時のコストパフォーマンスの高さは異常です。SNSなどでも頻繁に話題になるほどです。ケースデザインもかっこいいので購入したく気持ちもわかります。サポート面に関しては国内メーカーと比べるとやや弱い印象を受けます。中古市場への流通はまずまずです。中古価格もやや高めになっていることが多いですね。ゲーミングノートPCも人気があります。

Lenovo

Lenovoは中国北京に本社を置く企業です。ゲーミングブランドは「LEGION」と「LOQ」です。LOQは比較的新しいブランドでコストパフォーマンスを重視しています。どちらのブランドもケースデザインが優れています。ゲーミングデスクトップよりもゲーミングノートPCの人気が高いように思います。中古市場でもゲーミングノートPCの方が多いです。

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