ゲーミングPCを買うとき、どのBTOメーカーを選べばいいか迷う方は多いはずです。大小あわせると30社以上あり、国内ではドスパラ・マウスコンピューター・パソコン工房・フロンティア、海外ではHP・Dell・Lenovoなどが有名どころです。
そもそもBTOとは「Build to Order(受注生産)」の略で、BTOパソコンとは受注生産で作られるパソコンのこと。基本的にゲーミングPC=BTOパソコンと考えてよく、当ショップで扱う中古ゲーミングPCもほとんどがBTOパソコンです。このページで、メーカー選びで見るべきポイントと主要7社の比較がわかります。中古ゲーミングPC専門店の店長だからこその視点で、数年後にいくらで売れるかまで含めて評価します。
総合1位はドスパラ。ブランド力・コスパ・納期・リセールすべてが高水準で、初心者が選んで失敗しない唯一の選択肢です。省スペースと拡張性ならパソコン工房、新品をとにかく安く買うならフロンティアのセールが有力。目的別の選び方はこちらにまとめています。
おすすめBTOメーカー比較一覧
国内・海外の主要7社を総合評価・価格・中古での入手しやすさを含む全項目で比較。条件で絞り込み、評価で並べ替えできます。
| メーカー | 総合 | ブランド力 | デザイン | コスパ | カスタマイズ | 中古入手 | 納期 | サポート・保証 | 公式 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ▶ドスパラ国内GALLERIA / THIRDWAVE | 4.7/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 最短翌日 | 24時間365日 保証1年 |
公式 › |
⚠ 短所・注意点ブランド力・人気が国内TOPのメーカー。キャンペーンも熱い。 ◎ こんな人向け定番で外したくない人・すぐ欲しい人 |
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| ▶マウスコンピューター国内G TUNE / NEXTGEAR | 3.3/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 最短4営業日 | 24時間365日 保証3年 |
公式 › |
⚠ 短所・注意点G TUNE/NEXTGEARブランド共に価格高め。標準納期は最短4営業日とやや長い。 ◎ こんな人向け3年保証で長く安心して使いたい人 |
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| ▶パソコン工房国内LEVEL∞ / LEVELθ | 3.8/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 2〜5日 | 24時間365日 保証1年 |
公式 › |
⚠ 短所・注意点ブランド力は最上位ほどではない。LEVELθは中古流通がまだ少ない。 ◎ こんな人向けコンパクトで設置場所を選びたい人 |
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| ▶フロンティア国内FRONTIER | 3.8/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 約5営業日 | 10〜19時 保証1年 |
公式 › |
⚠ 短所・注意点セール以外は割高なことも。サポートは平日10〜19時のみ。中古リセールは弱め。 ◎ こんな人向けセールで安く高性能を狙う人 |
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| ▶Dell海外ALIENWARE / Dell G | 3.7/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 約7日 | 24時間365日 保証1年 |
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⚠ 短所・注意点コスパは最下位クラスで価格が高い。デスクトップよりノートが主力。 ◎ こんな人向け所有感・最高峰の性能とデザイン重視の人 |
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| ▶HP海外OMEN / Victus | 3.5/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 約7日 | 9〜21時 保証1年 |
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⚠ 短所・注意点サポートは24時間ではない。セール時以外は割高なことも。 ◎ こんな人向けセールを狙ってコスパ良く買いたい人 |
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| ▶Lenovo海外LEGION / LOQ | 3.5/5 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 約7日 | 24時間365日 保証1年 |
公式 › |
⚠ 短所・注意点デスクトップの選択肢・中古流通が少なくノート中心。 ◎ こんな人向けゲーミングノート中心で選びたい人 |
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行をクリックすると、各社の短所と「こんな人向け」が開きます。
※価格は目安です。時期・構成・セールにより変動します(エントリーモデルの参考価格)。最新価格は各公式サイトでご確認ください。
条件に合うメーカーが見つかりませんでした。フィルタを解除してお試しください。
BTOメーカーの比較項目一覧
メーカー選びでチェックすべき項目は6つ。なかでもブランド力・デザイン・コスパが重要です。
ブランド力
最も重要な項目です。知名度が高いと価格競争に巻き込まれにくく、リセールも安定します。ドスパラのGALLERIA/THIRDWAVE、DellのALIENWARE、マウスのG TUNE/NEXTGEAR、パソコン工房のLEVEL∞/LEVELΘなどが代表格。国内ではドスパラが圧倒的です。多くのユーザーがブランドでゲーミングPCを選んでいます。
中古販売店としての実感ですが、自作PCは中古市場では売れづらいです。構成は良くても誰がどう組んだか分からないため買い手が警戒し、査定も伸びません。当ショップでも在庫が残りがちです。一方でGALLERIAやLEVELΘのようなBTOメーカー品は、ブランド名がそのまま品質の裏付けになるため売りやすく、買取価格も安定します。数年後の売却まで考えるなら、知名度のあるBTOメーカーを選ぶのが確実です。
デザイン
ここでのデザインはPCケースの見た目を指します。近年は飛躍的に向上し、ピラーレス・ホワイトカラー・クリアガラス・ARGBファンなどこだわりのケースが主流に。デザインで選ぶ人も増え、わざわざ自作する理由は薄れています。
注意したいのは、同じメーカーでもモデルや世代によってケースデザインは大きく異なること。たとえばGALLERIAは2020年のリニューアルで現行の斜めフロントに一新されましたし、同じLEVEL∞でもミニタワーとフルタワーでは印象が全く違います。メーカー名だけでなく、必ず実際のケース写真を確認して選びましょう。中古の場合は旧世代の標準的なケースが多いので、当ショップでは商品ページに実機写真を掲載してイメージがしやすいようにしています。
コストパフォーマンス
多くの人が気にする項目で、メーカーの戦略次第です。上位ブランド(例:GALLERIA)と下位ブランド(例:THIRDWAVE)があり、下位ほど高コスパ。同等構成でも10%以上の価格差が出ることもあります。またDell・HP・Lenovoなど海外メーカーは定価が高めの設定で、セール前提の価格戦略です。定価で買うなら国内BTOのほうが確実にお得です。
カスタマイズ
変更できる範囲はメーカーごとに異なります。CPU・GPU・マザーボードまで選べる所は少なく、通常はメモリ・ストレージ・電源・ケースファン・ケースなど。細かく拘るなら中小メーカー、大手は豊富なラインナップで選択肢の幅をカバーしています。
納期
年々短縮し、最短当日〜翌日出荷も珍しくありません。目安は大手で2〜5営業日、中小で1週間〜1ヶ月。夏休みや年末年始の繁忙期は大きく伸びるため、使いたい時期から逆算して早めに購入するのが安心です。
サポート・保証
サポート時間は平日10〜19時が多い一方、大手には24時間365日の電話対応もあります。保証は1年が大半で、標準2〜3年や延長保証に対応するメーカーも。初めてで安心感を重視するなら大手が無難です。
中古店だから分かるリセールバリュー比較
アフィリエイトメディアには書けない、中古販売・買取の現場から見た売りやすさの比較です。同じ値段で買っても、数年後に売れる価格はメーカーによって大きく変わります。実質的な負担額に直結するので、購入前にぜひ知っておいてほしい項目です。最近はパーツ価格が上昇傾向にあるためあくまでも目安としてみてください。
| メーカー | 代表ブランド | 売りやすさ | 3年落ち買取の目安 | 店長コメント |
|---|---|---|---|---|
| ドスパラ | GALLERIA | ★★★★★ | 購入価格の40〜50% | 指名買いが多く、入荷しても最速で売れていく。値持ちも最高クラス |
| パソコン工房 | LEVEL∞ / LEVELΘ | ★★★★★ | 購入価格の35〜45% | 流通・需要ともに安定。シンプルなケースで状態の良い個体が多い |
| マウスコンピューター | G TUNE / NEXTGEAR | ★★★★★ | 購入価格の35〜45% | デザインが古びないので旧モデルでも売りやすい |
| フロンティア | FRONTIER | ★★★★★ | 購入価格の40〜45% | セールで安く買えるぶん残価率は優秀。ただし指名買いは少なく売れるまでは時間がかかりがち |
| HP | OMEN / Victus | ★★★★★ | 購入価格の30〜40% | 中古人気は高いが、定価が高いぶん残価率は伸びにくい。セール購入なら優秀 |
| Lenovo | LEGION / LOQ | ★★★★★ | 購入価格の25〜35% | 定価が高く残価率は低め。ノートは回転が速いがデスクトップは流通が少ない |
| Dell | ALIENWARE | ★★★★★ | 購入価格の25〜35% | 定価が7社中最も高く、残価率では不利。独自規格パーツで査定も分かれる |
| (参考)自作PC | − | ★★★★★ | 購入価格の20〜30% | 構成が良くても「誰が組んだか分からない」ため査定が伸びない |
表の通り、リセールで選ぶならGALLERIA・LEVELΘ・G TUNEなどの有名ブランド一択です。とくに自作PCとの差は歴然で、買うときは同じ予算でも、手放すときに数万円の差になることが珍しくありません。
当ショップの中古流通シェア【参考データ】
当ショップで販売した中古ゲーミングPCのメーカー内訳(デスクトップのみ・おおよその割合)です。Magnateやraytrekなどの派生ブランドは各社に合算しています。売れやすいから仕入れ量を増やすという側面もあります。
分解して分かる各社の品質【店長メモ】
中古PCは入荷のたびに開けて清掃・検品します。何十台と中を見てきたからこそ分かる、外からは見えない各社の傾向をまとめました。新品レビューでは絶対に出てこない情報です。
| メーカー | 内部の印象 | 中古検品でよく見るポイント |
|---|---|---|
| ドスパラ | 配線処理が丁寧で個体差が少ない。エアフロー設計も素直 | 状態の良い個体が多く、検品で手がかからない |
| パソコン工房 | シンプルな内部構造でメンテナンス性が高い | ミニタワーは密度が高めでホコリが溜まりやすい |
| フロンティア | 価格の割にパーツ構成が充実していることが多い | 時期・モデルによる構成のばらつきがやや大きい |
| Dell / HP / Lenovo | 独自設計のケース・マザーで作りは堅牢 | 独自規格ゆえパーツ交換の自由度は低め。増設前提なら要確認 |
| マウス | 組み立て品質が安定しており当たり外れが少ない | 標準3年保証の名残か、大切に使われた個体が多い印象 |
おすすめBTOメーカーランキング【7社を詳しく解説】
国内外の主要メーカーの中でも、特に当ショップで中古の取り扱いが多い7社を、総合ランキング形式で紹介します。順位はブランド力・コスパ・リセール・サポートを総合した店長評価です。
1位:ドスパラ

国内No.1の人気を誇るBTOメーカー。「GALLERIA」は圧倒的なシェアを持ち、配線まで丁寧なケース品質とコスパの高さで支持されています。最短翌日出荷・24時間365日サポートも強み。当ショップでも中古の流通量・売れ筋・リセールすべてNo.1で、ケース目当てで指名買いするユーザーもいるほどです。ゲーミングノートPCも人気があります。
気になる点:人気ゆえ中古相場も高値安定で、中古で買う場合の掘り出し感は薄め。カスタマイズ幅は平均的です。
2位:パソコン工房

定番ブランド「LEVEL∞」は評価が高く、ミニタワーは他社より小型で設置しやすいのが利点。2023年登場の「LEVELθ」はコスパとデザイン(クリアガラス・ピラーレス)に注力しています。当ショップでも中古の取り扱いはドスパラに次ぐ多さで、探しやすいメーカーです。シンプルなケースでメンテナンス性も高いです。
気になる点:ブランドの知名度はドスパラに一歩譲り、指名買いはやや少なめです。
3位:マウスコンピューター

乃木坂46のCMで知名度を高めた人気メーカー。「G TUNE」は高級志向、「NEXTGEAR」はコスパ志向と使い分けられ、白ケースも選べます。標準3年保証と24時間365日サポートが手厚く、初めてでも安心。中古でも流通が多く、旧モデルでもデザインが古びないのが魅力です。
気になる点:定価はやや高めで、セールの瞬発力はフロンティアやHPに譲ります。
4位:フロンティア

ヤマダ電機グループのメーカーで、セールの安さが圧倒的。特にハイエンドモデルに強いです。ミドルクラス以下は他社とそこまで変わらないこともあります。安いのに構成も充実し、キューブ型や光るモデルなどデザインも豊富です。
気になる点:サポートは平日10〜19時のみ。GALLERIAのような指名買いは少ないため、売却時はやや時間がかかることも。セールで安く買えれば残価率はむしろ優秀です。
5位:HP

アメリカの超大手。「OMEN」「HyperX」「Victus」が人気で、セール時のコスパは異常なほどでSNSでも話題に。ケースデザインも良好です。中古市場への流通はまずまずで、中古価格はやや高めに付くことが多いです。当ショップでも取り扱ったことがあります。ケースデザインがよいため中古でも人気があるように思います。
気になる点:定価は高めでコスパは良くありません。買うなら大型セール一択。独自ケース・マザーボードのため増設・換装の自由度も控えめで、サポートは国内勢に一歩譲ります。
6位:Lenovo

中国の大手。「LEGION」と、コスパ志向の新ブランド「LOQ」を展開し、どちらもデザインに優れます。デスクトップよりゲーミングノートの人気が高く、中古市場でもノートが中心。デザインと価格のバランスを重視する人におすすめです。
気になる点:定価は高めで、割引後の価格で比較するのが前提です。デスクトップは国内流通が少なく、実機を見て選びにくい点も難点です。
7位:Dell

アメリカの大手。「ALIENWARE」は高級路線で価格は高いものの、デザイン性とパフォーマンスは最高峰。ノートではGeForce RTX 5090 Laptop搭載のウルトラハイエンドも展開します。定価は7社中もっとも高く、コスパ重視の人には不向き。廉価版の「Dell G」もありますが、国内ではどちらかというとゲーミングノートで人気のメーカーです。
気になる点:価格は高めで、独自規格パーツが多いため後からの増設・換装の自由度が低い点は理解しておきましょう。
目的別おすすめBTOメーカー
結局どれを選べばいいの?という方のために、目的別の答えをまとめました。
初めてのゲーミングPCで失敗したくない
→ ドスパラ(GALLERIA)。品質・納期・サポート・リセールすべて高水準で、選んで後悔しない定番です。
保証・サポートの手厚さで選びたい
→ マウスコンピューター。標準3年保証+24時間365日サポートは業界随一です。
白いPC・見た目重視で選びたい
→ マウス(NEXTGEAR)かパソコン工房(LEVELΘ)。予算に余裕があればALIENWAREのデザインは別格です。
数年後に売ることまで考えたい
→ ドスパラ(GALLERIA)一択。リセール比較の通り、買取価格の安定感が違います。
予算10万円前後で始めたい
→ 新品では厳しい価格帯なので、中古ゲーミングPCが現実的な選択肢です。当ショップならRTX搭載機がこの価格帯から見つかります。中古在庫を見る →
新品と中古、どっちが得?【価格比較】
同じくらいの性能で新品と中古の価格を比べてみます。中古販売店の記事なので割り引いて読んでいただいて構いませんが、1〜2世代前のGPUで良ければ中古のコスパは圧倒的です。
| 性能クラス | 新品の相場 | 当ショップ中古の目安 | 差額 |
|---|---|---|---|
| RTX 5060クラス(フルHD快適) | 約17〜20万円 | − | − |
| RTX 4060クラス(フルHD快適) | −(新品終息) | 約10〜12万円 | − |
| RTX 3060クラス(フルHD十分) | −(新品終息) | 約7〜9万円 | − |
浮いた差額でモニターやデバイスまで揃うのが中古の強みです。もちろん最新世代・保証重視なら新品が正解なので、目的別おすすめと合わせて検討してください。
BTOメーカー選びのよくある質問
BTOパソコンは「やめとけ」と言われるのはなぜ?
主な理由は「割高な構成に当たることがある」「カスタマイズの知識が必要そう」というイメージです。実際には大手BTOは価格・品質ともに安定しており、本記事の7社から選べば失敗はほぼありません。むしろ知識のないまま自作するほうがリスクは高いです。
新品と中古はどっちがいい?
最新世代のGPUやメーカー保証を重視するなら新品、コスパ重視なら中古がおすすめです。1〜2世代前のGPUなら実ゲーム性能の差は小さく、価格は5万円以上安くなることも珍しくありません。
セールはいつが安い?
年末年始・新生活(3〜4月)・夏のボーナス時期・決算期(メーカーによる)が狙い目です。特にフロンティアは月末セール、HPは大型セール時の値引きが大きい傾向があります。
自作PCとBTO、売るときに差はありますか?
大きく差が出ます。当ショップの買取でも自作PCは査定が伸びにくく、GALLERIA・LEVELΘ・G TUNEなどのメーカー品のほうが高く・早く売れます。ブランドがそのまま品質保証として機能するためです。
初心者はどのメーカーを選べばいい?
迷ったらドスパラ(GALLERIA)です。サポートの手厚さを最優先するならマウスコンピューター(標準3年保証)も有力です。


