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ゲームの推奨スペックと最低スペックを解説

ゲームをプレイする上で基準となる動作環境を解説していきます。どのタイトルでも推奨スペックと最低スペックの2つの動作環境が示されているのが一般的です。これからゲーミングPCを購入したいと考えている方や新しいゲームをプレイしたいけど性能が足りるかどうか知りたいと考えている方はぜひチェックしてくださいね。人気タイトルの推奨スペックについてもまとめています。

推奨スペックと最低スペックの違い

ゲームの動作環境である推奨スペックと最低スペックの違いを解説します。推奨スペックは、快適にゲームをプレイするのに必要となるスペックです。快適にゲームを楽しみたい方が参考にすべきです。一方で、最低スペックはゲームを動かすために最低限クリアしておくべきスペックとなります。高設定は想定されておらず低設定でかろうじて動かせる水準であることが多いです。最低スペックに合わせるとカクカクしてしまうなど重さを感じてしまうこともあります。

思っていたほど快適にゲームができず後悔してしまう可能性もあるので、基本的には推奨スペックを基準にゲーミングPCのスペックを揃えるべきです。理想は推奨スペック+αですね。最低スペックを基準に選ぶユーザーはいないと思います。ライトゲーマーでたまにゲームをするぐらいであれば許容できるかもしれません。タイトルによってはアップデートで重くなることもあります。将来のアップデートを考慮して推奨スペック+αで考えるとなおよしです。

人気タイトルの推奨スペック一覧

公式が発表している人気タイトルの推奨スペックをまとめました。当サイトで推奨PCスペックを検証したタイトルはリンク先で詳細を解説しています。”負荷”の項目を見れば該当のタイトルが重いのか軽いのかある程度判断できると思います。現行の70番台以上のグラフィックボードを選択しておけば最新のタイトルでも推奨スペックを満たせる可能性が高くなります。メモリは16GBを基準にしておけば不足することはないと思います。ストレージはSSDを推奨するタイトル(Palword・モンハンワイルズ etc.)も増えてきたので、SSD搭載は必須と考えておきましょう。ロード時間の短縮ができることからもSSDを搭載しておいて損はありません。

公式サイトの推奨スペックの見方

推奨スペックは公式サイトに記載されているのが一般的です。ここではその推奨スペックの読み解き方を解説していきます。キーとなるのはどのような環境でゲームをプレイしたいかです。そしてスペックではCPU・グラフィックカード・RAMの3つを確認してください。推奨スペックは英語では”System Requirements minium recommended”となります。ゲームによっては日本語に対応していないこともあるので覚えておいて損はありません。

Cyberpunk 2077

出典:『サイバーパンク2077』の必要動作環境

Cyeberpunk 2077では様々な環境における推奨スペックが記載されています。左の3つが通常で、右の3つがRT(レイトレーシング)環境となります。まずはあなたがどの環境でゲームをプレイしたいかを考えてください。通常の推奨環境でプレイするユーザーが多いのではないかと思います。フルHD環境で60fpsが基準となります。

OSはWindows 10 64bit、プロセッサ(CPU)はCore i7-12700/Ryzen 7 7800X3D、グラフィックカードはGeForce RTX 2060/Radeon RX 5700 XT/Intel Arc A770、RAMは16GBとなります。ゲーム全体で見ても要求スペックは高いです。VRAMはグラフィックカードのGPUメモリ容量のことでグラフィックカードの条件を満たしていれば基本的にはクリアできます。ストレージはSSDを搭載しておけば問題ないでしょう。

FF 16

出典:FINAL FANTASY XVI (ファイナルファンタジー16)PC版推奨スペック

フルHD環境×60fpsが基準の推奨動作環境を見ていきます。CPUはCore i7-10700/Ryzen 7 5700X、グラフィックカードはGeForce RTX 2080/Radeon RX 6700 XT、RAMは16GBとなっています。追記事項としてSSDが必須であることとVRAMが8GB以上であることが指定されています。これは必要動作環境でも同様です。こうなるとGeForce GTX 160 SUPERやGeForce GTX 1060 6GBでは満たせないということになります。

よくある質問

スペックが足りないとどうなるの?

スペックが足りないと様々な不具合が生じると考えておきましょう。カクカクしたり、ゲームが落ちてしまったりと症状は様々です。快適にゲームがプレイできないなと感じたら、推奨スペックを満たせているかをチェックしてください。スペックが足りないことが明らかならCPUやグラフィックカードのアップグレードやメモリの増設を検討しましょう。回線の状態を確認しておくとよいですね。

推奨スペックの高いタイトルを教えて

Cyberpunk 2077・Cities: Skylines II・パルワールド・FINAL FANTASY XVI・モンスターハンターワイルズなど比較的新しいタイトルが挙げられます。CPUはIntel第12世代Core iシリーズ/Ryzen 5000シリーズ以降、GPUはGeForce RTX 20シリーズ/Radeon RX 6000シリーズ以降のモデルが指定されていると要求スペックが高いと判断できると思います。DLSSといったアップスケーリング技術などゲーム負荷を下げられる機能を活用するのもよいでしょう。

推奨スペックはどうやって決まるの?

メーカー次第となります。一つの決め方としては開発環境を基準に要求スペックを導き出すこともあるでしょう。つまり、開発環境でゲームをプレイしてみて重さを感じるのであればCPU・グラフィックカードをアップグレードしたり、メモリ容量を増やしたりと微調整を行っていきます。有名タイトルであればもしかしたらCPUメーカーやグラフィックボードメーカーからこれぐらいのモデルを推奨スペックにして欲しいと営業が来る可能性もあるのではないかと勝手に考えています。それによって新しいパーツの売上につながるかもしれませんね。これはあくまでも個人的な見解です。

参照外部サイト

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