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グラフィックボード性能比較【AI性能】

グラフィックボードのAI性能比較表を作成しました。画像生成AI・動画のアップスケーリング・ローカルLLMなどのAI用途におけるパフォーマンスを知りたい方向けの内容となっています。ゲーム性能を知りたい方は、「グラフィックボード性能比較表【2026年版】」をご参照ください。

グラフィックボード性能比較表(AI性能)

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型番 性能 VRAM 帯域幅 TDP 価格 コスパ 発売日
RTX 5090 45,439 32GB 1792.0GB/s 575W 550,000 0.083 2025/01/30
RTX 4090 37,846 24GB 1008.0GB/s 450W 359,980 0.105 2022/10/12
RTX 5080 28,588 16GB 960.0GB/s 360W 199,800 0.143 2025/01/30
RTX 4080 SUPER 25,113 16GB 736.0GB/s 320W 149,980 0.167 2024/01/31
RTX 4080 24,778 16GB 716.8GB/s 320W 142,980 0.173 2022/11/16
RTX 5070 Ti 24,659 16GB 896.0GB/s 300W 146,800 0.168 2025/02/20
RTX 3090 Ti 23,463 24GB 1008.0GB/s 450W 2022/03/29
RTX 3090 22,650 24GB 936.0GB/s 350W 137,980 0.164 2020/09/24
RTX 4070 Ti SUPER 21,055 16GB 672.0GB/s 285W 124,980 0.168 2024/01/24
RTX 4070 Ti 20,488 12GB 504.0GB/s 285W 89,980 0.228 2023/01/05
RTX 5070 19,666 12GB 672.0GB/s 250W 109,980 0.179 2025/03/04
RTX 4070 SUPER 18,539 12GB 504.0GB/s 220W 72,980 0.254 2024/01/17
RTX 3080 Ti 18,175 12GB 912.0GB/s 350W 66,980 0.271 2021/06/03
RTX 3080 12GB 17,680 12GB 912.0GB/s 350W 64,980 0.272 2022/01/11
RTX 4070 17,034 12GB 504GB/s 200W 79,980 0.213 2023/04/13
RTX 3080 10GB 16,165 10GB 760.0GB/s 320W 50,980 0.317 2020/09/17
RTX 5060 Ti 16GB 15,046 16GB 448.0GB/s 180W 80,980 0.186 2025/04/15
RTX 5060 Ti 8GB 13,640 8GB 448.0GB/s 180W 69,980 0.195 2025/04/15
RTX 3070 Ti 12,723 8GB 608.0GB/s 290W 44,980 0.283 2021/06/10
Arc B580 12,539 12GB 456.0GB/s 190W 42,800 0.293 2024/12/12
RTX 5060 12,406 8GB 448.0GB/s 145W 51,800 0.239 2025/05/19
RTX 2080 Ti 12,212 11GB 616.0GB/s 250W 47,980 0.255 2018/09/20
RTX 4060 Ti 16GB 11,779 16GB 288.0GB/s 160W 64,980 0.181 2023/07/18
RX 7900 XTX 11,574 24GB 960.0GB/s 355W 109,980 0.105 2025/01/30
RTX 2080 SUPER 10,575 8GB 496.0GB/s 200W 32,980 0.321 2020/12/02
RTX 2080 10,409 8GB 448.0GB/s 215W 30,980 0.336 2018/09/20
RX 7900 XT 10,244 20GB 800.0GB/s 300W 94,980 0.108 2022/12/13
RTX 3070 9,730 8GB 448.0GB/s 220W 37,980 0.256 2020/10/29
RTX 3060 Ti 9,595 8GB 448.0GB/s 225W 36,980 0.259 2022/10/12
RTX 4060 Ti 8GB 9,238 8GB 288.0GB/s 160W 49,980 0.185 2023/05/24
RTX 3060 12GB 9,101 12GB 360.0GB/s 200W 38,980 0.233 2021/02/25
RTX 4060 8,978 8GB 272.0GB/s 115W 41,980 0.214 2023/06/29
RX 7800 XT 6,609 16GB 624.0GB/s 263W 87,980 0.075 2023/09/06
RTX 5050 6,114 8GB 320.0GB/s 130W 41,980 0.146 2023/07/01
RTX 2070 SUPER 5,783 8GB 448.0GB/s 215W 28,980 0.200 2019/07/09
Arc A770 8GB 5,618 8GB 512.0GB/s 225W 19,980 0.281 2022/10/12
RTX 2070 5,270 8GB 448.0GB/s 175W 23,980 0.220 2018/10/18
RX 9070 XT 5,115 16GB 640.0GB/s 304W 101,979 0.050 2025/03/06
RX 9070 4,976 16GB 640.0GB/s 220W 98,980 0.050 2025/03/06
RTX 2060 SUPER 4,880 8GB 448.0GB/s 175W 22,980 0.212 2019/07/09
RX 7700 XT 2,573 12GB 432.0GB/s 245W 53,980 0.048 2023/09/06
RX 9060 XT 16GB 1,652 16GB 322.0GB/s 160W 59,980 0.028 2025/06/04
RX 9060 XT 8GB 1,157 8GB 322.0GB/s 150W 47,800 0.024 2025/06/04
RTX 3050 8GB 1,009 8GB 224.0GB/s 130W 25,980 0.039 2022/01/27
GTX 1660 SUPER 338 6GB 336.0GB/s 125W 16,980 0.020 2019/10/29
GTX 1060 6GB 248 6GB 192.0GB/s 120W 9,980 0.025 2016/07/19
RTX 3050 6GB 241 6GB 168.0GB/s 75W 29,800 0.008 2024/02/02
GTX 1050 Ti 132 2GB 112.0GB/s 75W 7,980 0.017 2016/10/25

グラフィックボードのAI性能比較表からわかることまとめ

AI用途は、ゲーム用途とは全く別物だと考えておく必要があります。ゲーム性能が高いモデルでも思ったほどAI性能が伸び悩むことがあります。

NVIDIA GeForceシリーズのパフォーマンスが高い

AI性能に関してはNVIDIA GeForce RTX 50シリーズが圧倒しています。特にウルトラハイエンドのGeForce RTX 5090は、Geforce RTX 4090以下のモデルを大きく引き離しています。旧世代ながらGeforce RTX 40シリーズやGeForce RTX 30シリーズも性能は高めです。意外と健闘しているのがIntel Arcシリーズですね。ミドルクラスあるいは50,000円以下の予算で探しているならIntel Arcを選択肢に入れてもおもしろいと思います。ハイクラス以上の設定がなく、最近は新モデルの投入がないのが残念です。

対して、AMD Radeon RX 9000シリーズは性能が伸び悩んでいます。現行のRadeon RX 9070 XTでも、GeForce RTX 2070と同程度です。アプリケーション側の最適化の問題かもしれませんが、現時点でAI目的でRadeon RX 9000シリーズを購入するメリットはありません。画像生成AIだけではなく、動画のアップスケーリングなどの用途でもパフォーマンスは低いです。ゲームと同じ感覚で手を出すと痛い目を見てしまうでしょう。1世代前のRadeon RX 7000シリーズだと少しだけましになりますが、それでもGeForce RTX 50シリーズ/RTX 40シリーズには及びません。

大容量VRAMが正義

AI用途では、ゲーム用途以上にVRAM容量が重要です。最低でも8GB以上を選択する必要があります。6GB以下になると作業効率が下がり、目的を果たせない可能性が高まります。そもそもソフトウェア自体が全く動かないこともあります。2026年時点でもっともVRAM容量が多いのは、Blackwell世代のGeForce RTX 5090で32GBとなります。コンシューマー向けモデルとして申し分ない水準にあります。AI用途ではこのVRAMがいい働きをしてくれます。

また、メモリ帯域幅も確認しておきましょう。世代が古くても80番台や90番台のモデルはVRAM容量が多くかつメモリ帯域幅も広いです。処理性能に直結する部分といえます。GeForce RTX 3090 TiやGeForce RTX 3090の価格が下がりづらいのは強化されたVRAM周りのためです。もちろん、ゲーム用途においても高いパフォーマンスを期待できます。

RTX 3080 10GBやArc B580のコスパが優秀

AI性能と価格の相関チャートを作成しました。グラフの右下にあるモデルほどコストパフォーマンスが高いことを意味します。GeForce RTX 3080 10GB・Intel Arc B580・GeFprce RTX 4070 SUPER当たりのコストパフォーマンスが高いです。AMD Radeonシリーズは左上にありコストパフォーマンスがイマイチであることがはっきりとします。GeForce RTX 3050 6GBなどのエントリーモデルも厳しいですね。

AI用途におすすめのグラフィックボードを紹介

AIでの使用をメインに考えた場合のおすすめモデルを紹介します。ゲームとはまた異なるおすすめラインナップとなります。

GeForce RTX 5080

価格 199,800円
コスパ(性能/1円当たり) 0.143
アーキテクチャ Blackwell世代
シェーディングユニット 10,752
ベース/ブーストクロック 2,295MHz/2,617MHz
VRAM GDDR7 16GB
メモリ帯域幅 960.0 GB/s
L2キャッシュ 64MB
L3キャッシュ -
TDP 360W

16GBの大容量VRAMを搭載していながら、199,800円~と現実的な価格設定ということでおすすめモデルに選びました。1円当たりの性能は0.143と、GeForce RTX 5090よりも70%以上も優れています。このクラスのモデルがあればおおよその用途に対応可能です。在庫が少なくなっているので、今後は価格が上がっていくのではないかと予想しています。

GeForce RTX 3080 10GB

中古価格 50,980円
コスパ(性能/1円当たり) 0.317
アーキテクチャ Ampere
シェーディングユニット 8,704
ベース/ブーストクロック 1,440 MHz/1,710MHz
VRAM GDDR6X 10GB
帯域幅 760.3 GB/s
L2キャッシュ 5MB
L3キャッシュ -
TDP 320W

コストパフォーマンスの高いモデルです。1円当たりの性能は0.317と、GeForce RTX 2080とGeForce RTX 2080 SUPERに次いで3番目の数値です。中古でも問題がないなら十分候補に入ると思います。世代が比較的新しくおすすめしやすいです。10GBのVRAMと760.0GB/sと広い帯域幅を持ち現行モデルと比べても見劣りしません。

GeForce RTX 5090

価格 550,000円
コスパ(性能/1円当たり) 0.083
アーキテクチャ Blackwell世代
シェーディングユニット 21,760
ベース/ブーストクロック 2,017 MHz/2,407MHz
VRAM GDDR7 32GB
帯域幅 1792.0GB/s
L2キャッシュ 96MB
L3キャッシュ -
TDP 575W

コストパフォーマンスよりも性能を重視したいユーザー向けのモデルです。1円当たりの性能は0.083とかなり低くくなっています。ずば抜けたAI性能を誇りますが、550,000円という価格がネックです。一時は400,000円前後まで落ちていました。32GBの大容量VRAM搭載で高負荷な用途にも対応可能です。消費電力は575Wと高めですので、電源ユニットの強化も必須です。

GeForce RTX 5070

価格 109,980円
コスパ(性能/1円当たり) 0.179
アーキテクチャ Blackwell世代
シェーディングユニット 6,144
ベース/ブーストクロック 2,325 MHz/2,512MHz
VRAM GDDR7 12GB
帯域幅 672.0 GB/s
L2キャッシュ 48MB
L3キャッシュ -
TDP 250W

優等生モデルです。一時は90,000円を切る価格で販売されていましたが、徐々に人気が出て価格が上がっています。BTOパソコンでも在庫切れが目立ちます。1円当たりの性能は0.179とまずまずです。90番台や80番台のモデルと比べるとマシですね。VRAM 12GBと必要十分です。シェーディングユニットも6,144と多くAI適性が高いです。100,000円以上の予算がある方は検討する価値があります。

Intel Arc B580

価格 42,800円
コスパ(性能/1円当たり) 0.293
アーキテクチャ Battlemage
シェーディングユニット 2,560
ベース/ブーストクロック 2,670MHz/-
VRAM GDDR6 12GB
帯域幅 456.0GB/s
L2キャッシュ 18MB
L3キャッシュ -
TDP 190W

ミドルクラスのモデルを探しているならIntel Arc B580が頭一つ抜き出ています。42,800円という価格から想像できないほどの性能を有しています。簡単な画像生成AIやローカルLLMなら問題なく対応できます。VRAMが12GBとこの性能帯・価格帯からすればワンランク上です。

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