LEVEL∞ Core i7-7700×GTX 1060 6GB【Bランク】

製品特徴

概要

パソコン工房が販売するゲーミングブランド「LEVEL∞」のゲーミングPCです。その中でも希少なミドルタワーケース採用モデルとなっています。現行モデルではPCケースデザインが一新されていますので、旧世代のケースということになります。それでもこのケースデザインが好きな方も多いかもしれません。拡張性も高いです。光学ドライブが標準搭載なのは高ポイントです。I/Oパネルが右側面についていて使いづらさがあります。やや特殊な位置だと言えます。

Core i7-7700×GeForce GTX 1060 6GB搭載でゲーミング性能はまずまず高いです。一般的なタイトルであれば標準設定で60fpsを実現できます。フォートナイトやApex Legendsでの使用にも適しています。パルワールドには不向きです。パルワールドならGeForce GTX 1660 SUPER以上、できればGeForce RTX 3060以上を選ぶべきです。せめてアップスケーリングテクノロジーに対応するまで厳しいです。アーリーアクセスではやはり最適化が進みづらいですね。Cyberpunk 2077は負荷は高いですが、アップスケーリングテクノロジーに対応していることでフレームレートを引き上げやすいです。SSD 480GB・HDD 2TBのデュアルストレージ採用は強みです。最近のBTOパソコンはシングルストレージが一般的で、これだけで差別化ができます。

ベンチマーク

他のCore i7-7700×GeForce GTX 1060 6GB搭載モデルで計測したベンチマークをまとめています。当該モデルで計測したわけではありませんが、一つの参考になることは間違いありません。

Cinebench R23

CPUの性能を客観的に把握するのに便利なベンチマークソフトです。多くのメディアで活用されているので比較もしやすいと思います。Core i7-7700のマルチコアスコアは5,369で、シングルコアスコアは1,104です。Core i7-6700KやCore i5-9400と同等のパフォーマンスを期待できます。3世代後のCore i3-10100には少し劣ります。下位モデルのCore i5-7500と比べるとマルチコアスコアは52%高く、シングルコアスコアも17%高いです。シングルコアのスコア的にゲームプレイにも対応可能です。

FF14

標準設定で123.1fps、最高品質で81.4fpsと60fpsを軽く超えています。FF14ならフルHD環境を基準にすれば快適にゲームをプレイできます。GeForce GTX 1050 Tiよりも29%-49%もフレームレートが高いです。次世代の60番台であるGeForce GTX 1660 TiやGeForce GTX 1660 SUPERと比べると20%程度パフォーマンスが低いです。

Cyberpunk 2077

最新のAAAタイトルでもXeSSを活用すれば十分なフレームレートが得られます。平均fps 75.9fps、最小fps 59.4fpsとなります。GeForce GTX 1650搭載モデルと比べても12%も上回っています。GeForce GTX 1660 SUPER搭載モデルになると42%もフレームレートが高くなります。Cyberpunk 2077などの高負荷のタイトルがメインならGeForce GTX 1660 SUPER搭載モデルを選択肢に入れても良いと思います。

Fire Strike

Fire Strikeでのスコアは10,743です。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBよりも4%程度スコアが高くなっています。次世代のGeForce GTX 1660 SUPER搭載モデルと比べると25%もパフォーマンスが低いです。

Time Spy

スコアは4,145となります。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBよりも8%弱スコアが高いです。Core i7-7700×GeForce GTX 1050 Tiと比べても66%高くなっています。

PCMARK10

Total Scoreは4,909です。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBの組み合わせよりも5%程度高いです。エクセル・ワード・WEB会議などのPC作業への適性も高いと言えます。GeForce GTX 1660 SUPERよりも15%程度劣りますが、これはCPU性能の差も影響していそうです。