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GeForce GTX 1060の性能レビュー

GeForce GTX 1060の性能レビューを行いました。2016年7月に発売されたPascal世代のグラフィックボードです。発売当時ミドルクラスのモデルとして高い人気を誇っていました。今でもSteamの統計でTOP 5に入るグラフィックボードとなっています。当ショップでも多くのGeForce GTX 1060 6GB/3GB搭載モデルを扱っています。VRAM 6GBモデルを中心に詳しく見ていきます。合わせて「グラフィックボード性能比較表」も参考にしてくださいね。現行モデルを含めたグラフィックボードの性能をグラフでまとめています。

GeForce GTX 1060のスペック

項目 GTX 1060 6GB GTX 1060 3GB GTX 960
GPUアーキテクチャ Pascal Pascal Maxwell
GPUコア GP106 GP106 GM206
製造プロセス技術 16nm 16nm 28nm
トランジスタ数 44.0億 44.0億 29.4億
ダイサイズ 200m㎡ 200m㎡ 228m㎡
SM数 10 9 8
シェーダプロセッサ数 1280基 1152基 1024基
ベースクロック 1506MHz 1506MHz 1127MHz
ブーストクロック 1708MHz 1708MHz 1178MHz
GPUメモリ GDDR5 6GB GDDR5 3GB GDDR5 2GB
メモリクロック 8.0 Gbps 8.0 Gbps 7.0 Gbps
メモリインタフェース 192 bit 192 bit 128 bit
メモリバス帯域幅 192.2 GB/s 192.2 GB/s 112.2 GB/s
消費電力 120W 120W 120W
PCIe外部電源 1×6-pin 1×6-pin 1×6-pin
出力 1x DVI
1x HDMI 2.0
3x DisplayPort 1.4a
1x DVI
1x HDMI 2.0
3x DisplayPort 1.4a
1x DVI
1x HDMI 2.0
3x DisplayPort 1.4a
MSRP 299 199 199
中古相場 8,980円 7,980円 4,980円
発売日 2016/7/19 2016/8/18 2015/1/22

*SM=ストリーミング・マルチプロセッサー

GeForce GTX 1060にはVRAM 6GB搭載とVRAM 3GB搭載の2種類があります。基本的なスペックは共通ですが、GeForce GTX 1060 6GBの方がSMが1つ多くシェーダープロセッサ数も1280と11%多いです。価格は6GBモデルの方が$100高いです。相場的には1,000円変わります。

Maxwell世代のGeForce GTX 960と比べると大きくスペックが進化しました。28nmプロセスから16nmと微細化されています。トランジスタ数も15億近く増えました。それでいてダイサイズは13%近く200m㎡となっています。製造プロセス技術が微細化されたことでトランジスタ数を増やしてもダイを小さくできコスト面でも有利です。

シェーダープロセッサ数・クロック周波数と大幅に強化されています。シェーダープロセッサ数は25%増えて1280基です。ベースクロックは35%高く、ブーストクロックも45%高いです。

GPUメモリも強化されています。GPUメモリ容量は3倍です。メモリクロックは1.0 Gbps速く、メモリインターフェースも128 bitから192 bitへとアップグレードされました。メモリバス帯域幅は73%広く192.2 GB/sです。消費電力が120Wと変わっていないのは驚くしかありません。プロセス微細化による恩恵です。

GeForce GTX 960のMSRPは$199でVRAM 3GB搭載のGeForce GTX 1060 3GBと同じです。実質の後継モデルは3GB版と言えるかもしれませんね。

GeForce GTX 1060の写真

gtx1060hikaku

Palitが販売していた「Palit Microsystems NE51060015J9-1061F」と「Palit Microsystems NE51060015F9-1061F」です。右がVRAM 6GBモデル、左がVRAM 3GBモデルです。見た目的にはどちらも同じですね。

gtx10606gb

gtx10603gb

本体に貼られているシールから違いが判別できます。上(6144M)が6GBで、下(3072M)が3GBとなります。

gtx10606gbomote

シングルファンタイプとなっています。シンプルなデザインが好印象です。

gtx10606gbhaimen

基板面です。

gtx1060io

搭載コネクタはDVI・HDMI・DisplayPort×3と充実しています。

補助電源コネクタは6ピン×1となります。

GeForce GTX 1060に関する考察

ゲーム性能はミドル→ローエンドクラス相当となる

GeForce GTX 1060の性能はローエンドクラス相当となります。60番台のグラフィックボードなので発売時点ではミドルクラスでしたが、発売から8年近くの月日が流れ相対的な立場が下がった形です。それでも次世代の50番台のGeForce GTX 1650よりも15%以上性能が高いです。フルHD環境なら問題なく対応できます。

ベンチマークを見てもそれは明らかです。GeForce GTX 1060 3GBよりもGeForce GTX 1060 6GBモデルの方が10%弱性能が高いです。価格差がそれほどないため中古で購入するなら6GBモデルがおすすめです。GeForc GTX 10シリーズではアップスケーリング技術のXeSS/FSRをサポートしているので、対応タイトルならより高いフレームレートを実現できます。

中古ゲーミングPC市場で人気が高いモデル

GeForce GTX 1060搭載モデルは中古ゲーミングPC市場で人気です。当ショップでもGeForce GTX 1060搭載モデルの豊富な在庫があります。価格も4万円台から購入できます。コストパフォーマンスも良好です。予算に余裕があればCPUはCore i7-7700を選ぶ方がより高いフレームレートが出ます。

GeForce GTX 1060のベンチマーク一覧

当ショップで販売中の「ADPS-003」でのベンチマーク結果をまとめています。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 6GB搭載モデルとなります。

Fire Strike

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Fire Strikeでのスコアは10,743です。GeForce GTX 1650搭載モデルよりも35%も高いです。GeForce GTX 1060 3GBとのスコア差は419とわずかです。VRAMの差がベンチマーク結果には出ていません。GeForce GTX 1660 SUPER搭載モデルと比べると27%程度劣ります。

Time Spy

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gtx10606gb-timespy

Time Spyでのスコアは4,145です。GeForce GTX 1060 3GB搭載モデルよりも8%-13%程度高くなっています。GeForce GTX 1650搭載モデルと比べても18%程度高いです。GeForce GTX 1660 SUPER搭載モデルとの差は2,000近くと大きいです。50%もスコアが高くなります。

FF14

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FF14は負荷の軽いタイトルで古めのCPUやグラフィックボードでも対応しやすいです。最高品質でも平均fpsは81.4fpsと余裕があります。設定を落とせば高解像度でのゲームプレイも目指せます。GeForce GTX 1060 3GB搭載モデルと比べても1%-7%程度高いです。CPUの差もまずまず出ますね。

Cyberpunk 2077

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Cyberpunk 2077での平均fpsは44.5fpsです。ゲームプレイにおいてはやや物足りなさがあります。最小fpsも33.9fpsとそこまで高くありません。次世代のGeForce GTX 1650の方がフレームレートが高いですね。アップスケーリング技術のXeSSを有効化すれば平均fpsは75.9fpsまで引き上げられます。この数値なら快適にゲームを楽しめるでしょう。最新技術による恩恵は大きいです。

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