MousePro Core i7-6700K×GTX 1050 Ti【Bランク】
- CPU
- Core i7-6700K
- GPU
- GeForce GTX 1050 Ti
- メモリ
- 16GB
- SSD
- 500GB
- OS
- Windows 10 Pro
マウスコンピューターの法人向けブランドMouseProのビジネスモデルです。法人モデルらしくOSはWindwos 10 Proとなっています。グラフィックボードにGeForce GTX 1050 Tiを搭載していてゲーミングPCとしても使用できます。実際ゲームのベンチマーク計測でもそれを証明しています。ケースデザインはやや野暮ったさがあるかもしれません。また、マザーボード的にも拡張性は低いです。メモリスロットは2つのみとなります。電源ユニットはケース上部に取り付けられています。最近はあまり見かけない設計ですが、この性能帯ならデメリットがあるわけではありません。エアーフロー的にも問題ないでしょう。
ゲーミング性能はロークラスとなります。Core i7-6700K×GeForce GTX 1050 Ti搭載です。Core i7-7700×GeForce GTX 1050 Tiと同等のパフォーマンスを期待できます。GeForce GTX 1050搭載モデルと比べると性能は高いですが、GeForce GTX 1060 3GB搭載モデルとの性能差は大きいです。AAAタイトルについてはXeSS対応でもフレームレートが伸びず厳しいです。XeSSなどのアップスケーリングテクノロジーに非対応なタイトル(パルワールドetc.)でのゲームプレイを考えている方は避けた方が良いと思います。最低でもGeForce GTX 1060 6GB以上、できればGeForce RTX 3060以上が好ましいです。フォートナイトやApex LegendsであればGeForce GTX 1050 Tiでも設定次第で対応可能です。
実機を使って主要ベンチマークソフトを使ってパフォーマンスを計測しました。他のモデルとの比較する上で参考にしていただければと思います。環境によっては数値が異なる可能性があることをご了承くださいませ。
Cinebench R23はCPU性能を把握するのに最適なベンチマークソフトです。公式を含む多くのメディアで活用されています。すでに新しいCinebench 2024が登場していますが、比較のしやすさからCinebench R23を利用しました。一般的にマルチコアは動画編集などコアを活かせる用途のパフォーマンスを、シングルコアはゲームなどクロック周波数が重要となる用途でのパフォーマンスを測る上で参考になります。当該モデルで採用されているのはIntel第6世代の上位モデルであるCore i7-6700Kです。4コア8スレッドというスペックを持ちます。マルチコアスコアは5,596、シングルコアスコアは1,104です。おおよそ次世代のCore i7-7700と同等です。Intel第10世代のCore i3-10100と比べるとシングルコアスコアが2%程度劣ります。世代が変わって大幅に性能の底上げが行われていることがわかります。
標準設定で92.5fps、最高品質で50.5fpsとなります。Core i7-7700搭載モデルよりも標準設定では4%上回っていますが、最高品質では7%下回っています。これぐらいの差であればそこまで気にしなくてもよいと思います。GeForce GTX 1050搭載モデルと比べると14%-48%フレームレートが高いです。CPU性能の差も現れているかもしれません。いずれにしてもFF14なら設定を落とすことで快適にゲームができることがわかりました。
Cyberpunk 2077では苦しい結果となっています。Cyberpunk 2077など負荷の高いタイトルでのゲームプレイを考えている方は上位モデルの購入を検討してください。低設定でかつXeSSを活用しても平均fpsは39.3fps、最小fpsは30.3fpsとなります。ゲーム自体はできなくはありませんが、快適と言うにはやや苦しいですね。
Fire Strikeのスコアは6,542です。Core i7-7700×GeForce GTX 1050 Tiよりも3%弱低いです。次世代のGeForce GTX 1650と比べると18%程度低いです。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBと比べると37%低くなっています。
スコアは2,400です。Core i7-7700×GeForce GTX 1050 Tiと同等です。GeForce GTX 1050搭載モデルよりも33%上回っています。GeForce GTX 1650搭載モデルと比べると32%低い結果となりました。
ワード・エクセル・画像編集など様々なPC作業におけるパフォーマンスを計測できるベンチマークソフトです。Total Scoreは4,696です。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 6GBを上回るスコアは圧巻です。内訳を見るとDigital Contentは4%程度スコアが低いですが、その他EssentialsとProductivityではスコアが上回っています。Core i7-7700×GeForce GTX 1050 Tiと比べるとEssentialsとProductivityのスコアは及びませんが、Digital Contentでは上回りました。PCMARK10は環境によってぶれやすいのでこのベンチマークスコアだけを見るのではなく複数のスコアを比較すると良いですね。
OS | Windows 10 Pro |
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ケース | ミニタワー |
ケースファン | 背面×1 |
CPU | Intel Core i7-6700K |
CPUファン | 空冷ファン |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | なし |
LAN | あり |
無線LAN | なし |
付属品 | ACアダプター |
保証期間 | 1ヶ月 |
状態 | Bランク 使用感あり、汚れ・キズ・ヘコミあり |