FRONTIER Core i5-10400F×GTX 1660 SUPER【Cランク】
- CPU
- Core i5-10400F
- GPU
- GeForce GTX 1660 SUPER
- メモリ
- 16GB
- SSD
- 512GB
- OS
- Windows 10 Home 64bit
フロンティアが販売するゲーミングPCです。現在このケースは販売終了となっています。Core i5-10400F×GeForce GTX 1660 SUPER搭載のローエンドクラスの一台です。価格は74,980円となります。中古ゲーミングPCとしてはやや高めな部類ですが、性能を考えると納得できるでしょう。今購入できるモデルで言えばRyzen 5 4500×GeForce RTX 3050 8GBが近いです。十分通用する水準にあります。Cyberpunk 2077など負荷の高いタイトルでもアップスケーリング技術を活用すればまずまずのフレームレートを期待できます。パルワールドなどアップスケーリング技術に対応していないと厳しいです。
メモリ16GB・SSD 512GBと昨今では一般的な構成です。ゲームプレイだけではなく一般的なPC作業にも対応できます。ただし、動画編集や画像生成AIなど負荷の高いクリエイティブ作業はやや苦手です。現行モデルとの差は大きいです。当該モデルについてはACケーブル付属でモニター・マウス・キーボードがあればすぐにゲームができます。
当該モデルで各種ベンチマークを検証しました。CPU性能及びゲーム性能を把握するのに参考になるのではないかと思います。他のモデルとの相対的な立ち位置を見ていただくと良いでしょう。
Cinebench R23はCPU性能を把握するのに役に立つベンチマークソフトです。動画編集などを想定したマルチコアスコアとゲームプレイなどを想定したシングルコアスコアをそれぞれ計測できます。当該モデルはCPUにCore i5-10400を搭載しています。2020年4月に発売されたモデルでスペックは6コア12スレッドです。マルチコアスコア自体はCore i7-9700を上回っています。シングルコアスコアは10%弱低いです。一世代前のCore i5-9400と比べるとマルチコアスコアが44%高く、シングルコアスコアも12%高いです。6コア6スレッドから6コア12スレッドとハイパースレッディングに対応したことで大きく性能を伸ばしました。ゲームプレイにおいて必要十分な性能を有していると言えるでしょう。
PCMARK10はPCの総合能力を把握するのに便利なベンチマークソフトとなります。Essentials=WEBブラウジング・ビデオ会議、Productivity=エクセル・ワード、Digital Content=動画編集・画像編集が該当すると考えると良いでしょう。ただし、実際の環境を反映しているわけではない点はご理解ください。Total Scoreは5,798とまずまずです。内訳を見るとDigital Content以外はCore i7-9700×GeForce GTX 1660 SUPERを上回っていることがわかります。現行のCore i5-14400×GeForce RTX 4060搭載モデルと比べるとTotal Scoreは22%程度低いです。一般的な使用であればそこまで不便さを感じることはないと思います。メモリ容量も多く安心して使用できると思います。
FF14は負荷の高いタイトルで古いモデルでもフレームレートを稼ぎやすいです。Core i5-10400×GeForce GTX 1660 SUPERの組み合わせだと最高品質でも104.1fpsと高いフレームレートが出ます。標準品質に落とせば158.8fpsとなります。高リフレッシュレート対応モニターの出番ですね。GeForce GTX 1660 Ti搭載モデルよりもフレームレートが高いのはCPU性能の差と言えるかもしれません。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 6GBと比べると30%近くもフレームレートが高いです。これぐらいの性能があればゲームプレイに対応しやすいです。
Cyberpunk 2077は負荷の高いタイトルでアップスケーリング技術なしでは高フレームレートを維持することは難しいです。GeForce GTX 1660 SUPERの平均fpsは78.5fps、最小fpsは65.0fpsとなります。数値的には快適にゲームがプレイできそうです。XeSSパフォーマンスの有効化で40%前後フレームレートが恒常します。平均fpsが108.0fpsな十分でしょう。GeForce GTX 1660 Ti搭載モデルとの差はほとんどありません。現行のGeForce RTX 4060なら245.5fpsを実現できます。フレーム生成機能が強力で圧倒的なパフォーマンスを見せつけています。もちろんGeForce GTX 1660 SUPERの性能でもゲームはプレイ可能です。
Fire StrikeはDirectX 11ベースのベンチマークソフトです。スコアは14,531とまずまずです。Core i7-10700×GeForce GTX 1660 SUPERともほとんどスコアは同じです。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 6GBよりも37%以上もスコアが高くなっています。同じ世代のエントリーモデルであるGeForce GTX 1650搭載モデルと比べても80%以上スコアが高いです。
新しいAPIであるDirectX12対応のベンチマークソフトとなります。Core i5-10400F×GeForce GTX 1660 SUPERの組み合わせでのスコアは6,066です。傾向的にはFire Strikeと変わりません。GeForce GTX 1060 6GBやGeForce GTX 1650と比べてもツーランクスコアが高いですね。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
ケース | ミニタワー |
ケースファン | - |
マザーボード | - |
CPU | Intel Core i5-10400F |
CPUファン | 空冷ファン |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB |
HDD | 非搭載 |
電源 | 600W 80PLUS BRONZE |
光学ドライブ | 非搭載 |
カードリーダー | なし |
LAN | あり |
無線LAN | なし |
付属品 | ACアダプター |
保証期間 | 1ヶ月 |
状態 | Cランク 使用感あり、やや目立つ汚れ・キズ・ヘコミあり |