LEVEL∞ Core i5-7500×GTX 1060 3GB【Bランク】
- CPU
- Core i5-7500
- GPU
- GeForce GTX 1060 3GB
- メモリ
- 8GB
- SSD
- 256GB
- OS
- Windows 10 Home
パソコン工房が販売するゲーミングブランドLEVEL∞のミニタワーモデルです。税込29,980円と価格が抑えられています。中古ゲーミングPCでしか実現しない価格設定だと言えます。低予算でゲーミングPCを探している方は必見です。Core i5-7500×GeForce GTX 1060 3GB搭載の一台となっています。Core i5-7500は4コア4スレッドとスペックが低くCPU性能はそれほど高くありません。ゲーム以外の用途を考えている方は要注意です。同じ世代のCore i7-7700との性能差は大きいです。グラフィックボードにPascal世代の60番台であるGeForce GTX 1060 3GBを搭載しているのでフルHDならある程度のゲームプレイに対応可能です。Apex Legendsやフォートナイトなどもプレイできます。ただし、パルワールドなど最適化が進んでおらず負荷が極端に高いタイトルへの対応は難しいです。
構成が面白いモデルとなっています。まずCPUファンは簡易水冷タイプです。今でこそ珍しくなくなりましたが、当時としては希少だと言えます。ラジエーターが120mmと大きくないので、冷却性能自体は空冷式と変わりません。もっともこの性能帯であれば冷却に不安はないでしょう。メモリ8GB・SSD 256GBとこの辺りは平凡です。メモリ8GBはゲームプレイにおいて最低限の容量です。場合によっては重さを感じてしまう可能性があります。ストレージについては複数のタイトルを保存するのは難しいです。場合によっては増設を検討してください。Amazonで購入すれば安く抑えられます。Blu-rayディスクドライブが搭載となっているのもポイントです。映画鑑賞や音楽鑑賞にも適しています。
実機を使って主要ベンチマークソフトでのパフォーマンスを計測しました。他のモデルとの比較する上で参考にしていただければと思います。環境によっては数値が異なる可能性があることをご了承くださいませ。
Cinebench R23はCPUのマルチコア性能及びシングルコア性能をスコア化できるベンチマークソフトです。前者は動画編集などの用途、後者はゲームなどの用途でのパフォーマンスの目安になります。Core i5-7500のマルチコアスコアは3,538、シングルコアスコアは938です。正直スコア的にはそれほど高いわけではありません。最低限の処理性能を有していると考えておけばよいでしょう。ロークラスのグラフィックボードとの組み合わせであればそこまで心配はしなくて良いと思います。同世代のCore i7-7700と比べるとマルチコアスコアが35%低く、シングルコアスコアも15%低いです。2世代後のCore i5-9400との性能差はマルチコアスコアで33%低く、シングルスコアも7%低くなっています。大きな壁があると言えますね。
グラフィックボードにGeForce GTX 1060 3GBを搭載していることもあってFF14では十分なフレームレートが出ています。フルHD×標準設定で112.9fps、最高品質で72.3fpsとなります。1世代後の50番台であるGeForce GTX 1650搭載モデルを上回っています。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GB搭載モデルと比べると最大で7%程度フレームレートが低くなっていてCPU性能の差が少し出ています。それでもGeForce GTX 1060 3GBであれば大きなボトルネックは発生していないです。
Cyberpunk 2077はグラフィックス負荷の高いタイトルです。その証拠にワンランク上のCPUであるCore i7-7700搭載モデルとフレームレートがほとんど変わりません。ただし、XeSSを有効化するとCore i7-7700搭載モデルとの性能差は3%-7%程度まで広がります。GPUメモリ容量の多いGeForce GTX 1060 6GB搭載モデルは顕著にパフォーマンスが高くなっています。GPUメモリ容量が多い方が有利になりそうです。Core i5-9400×GeForce GTX 1650と比べると13%-18%程度劣ります。新しい世代のグラフィックボードの方が最適化は進んでいるのかもしれません。
Fire Strikeでのスコアは9,582です。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBとのスコア差は7%とやや大きいです。FF14がそうであったようにグラフィックス負荷の高いタイトルだとCPUの差が現れる形です。次世代のCore i5-10400F×GeForce GTX 1660 SUPERと比べると35%以上スコアが低くなっています。
Time SpyはDirectX 12対応ベンチマークテストです。Fire Strikeよりも負荷が高くなっていてより最新のタイトルを意識したものだと言えます。スコアは3,675です。Core i7-7700×GeForce GTX 1060 3GBとのスコア差は5%弱です。GeForce GTX 1650搭載モデルをしっかりと上回っていることがわかります。
PCMARK10は様々なパソコン作業におけるパフォーマンスを計測できるベンチマークツールだ。当該モデルのスコアは4,326とCore i7-7700×GeForce GTX 1050 Ti搭載モデルよりも低く一番下です。ゲーム以外の用途も重視したいならCore i5-7500搭載モデルは避けた方がよさそうです。
OS | Windows 10 Home |
---|---|
ケース | ミニタワー |
CPU | Intel Core i5-7500 |
CPUファン | 簡易水冷 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB |
メモリ | 8GB |
SSD | 256GB |
光学ドライブ | Blu-rayドライブ |
カードリーダー | なし |
LAN | あり |
無線LAN | なし |
付属品 | なし(別途ACアダプターをご準備ください) |
保証期間 | 1ヶ月 |
状態 | Bランク (使用感あり、汚れ・キズ・ヘコミあり) |