ゲーミングPCのリセールバリューについての見解をまとめました。購入前からリセールを考えている方は少ないでしょう。ゲームをプレイしなくなったのでゲーミングPCを売りたいと考えているけど、買取相場ってどれぐらいなんだろうと気になっている方にもおすすめです。
リセールバリューとは
リセールバリューとは、再販価値を意味します。リセールバリューが高い商品は、購入時の価格に近い価格あるいはそれ以上の価格で売却できるということです。車では一般的な言葉だと思いますが、ゲーミングPCではそこまで使われないません。出口(売却)を考えてゲーミングPCを購入するのも良いと思います。リセールのよい製品を購入すれば買い替えも容易です。
残念ながらゲーミングPCのリセールはいいとは言えませんので、ゲーミングPC選びはより慎重に行ってください。リセールが悪いということは中古ゲーミングPCがお得だということでもあります。中古ショップのポジショントークといえる部分を差し引いてもお買い得なのは間違いありません。最新のモデルでも中古になった瞬間に価格がガクッと下がります。次の項目で買取相場を見ていきましょう。
ゲーミングPCの買取相場まとめ
執筆時点で新品で販売されているモデルについては()内で新品価格の相場を参考として掲載しています。売却価格はおおよそ新品価格の半額であることがわかります。モデルによっては1/3程度になることもあります。特にRyzen 5 4500やGeForce RTX 3050などの下位グレードは要注意です。新品で購入するならGeForce製グラフィックボード及びIntel製CPU搭載モデルを購入するのがよさそうです。Radeon製グラフィックボードやAMD製CPUはやや不安定です。
なお、電源・PCケース・ケースファンなどは買取価格にほとんど影響を与えません。査定はCPUとグラフィックボードでほとんどが決まります。OSはProだと少し査定が上がります。ストレージやメモリについては容量が多いと少し査定価格は上がりますが、元を取ることができませんので基本的にはカスタマイズをせずに購入すると良いと思います。ブランドに関してはGALLERIAのような人気ブランドは少し有利になる可能性があります。ブランドに迷ったらGALLERIAなど知名度で決めてしまうのが後々後悔しないように思います。
ゲーミングPCのリセールが悪い理由
リセールが悪くなってしまう理由についてまとめていきます。
新しいパーツがどんどん出る
CPUとグラフィックボードは1年~2年周期で新しいパーツが登場します。当然新しいパーツになると性能や機能が強化されますので、新しいCPUやグラフィックボードがリリースされればそれ以前のモデルは型落ちとなり価格が下がってしまいます。新しいゲーミングPCを購入しても”最新”であるのは長くても2年となります。
メーカー側からしても新しいパーツをリリースしないと売上が上がらないので仕方がないですね。上場企業であれば株主に対してのアピールという側面もあります。最近は性能が頭打ちになっている側面もあり新しいモデルへの買い替えの必然性は低くなっているように思います。新品でも型落ちを選べば損失を抑えることができるでしょう。アウトレット品やキャンセル品も狙い目といえます。
市場がそこまで大きくない
ゲーミングPCの市場はまだまだ小さくニッチだと言えます。通常のパソコンと比べてもターゲット層の幅が小さく需要も大きくありません。パルワールドやモンハンワイルズのような注目タイトルが随時リリースされればゲーミングPC需要も大きくなる可能性があります。国内においてはPS5・Xbox・Switchなどの家庭用コンソールが強く市場が大きくなりづらい側面もあるかもしれません。
中古に対するイメージがそこまでよくない
中古に対するイメージがまだそこまでよくないのもリセールが悪くなってしまう原因の一つと言えるかもしれません。一時のマイニングブームで酷使されたグラフィックボードが市場に流れたり、一部ショップの中古ゲーミングPCの販売方法に問題があったりとマイナスのイメージを持っている方も多いでしょう。
アドパソでも買い取り実施中
当ショップでも買い取りを実施中です。新しいショップということもあって在庫が集まりづらい状況です。相場+αでの買取ができるように調整いたしますのでお気軽にご相談くださいませ。製品の状態によってはご希望に添えないことがございます。お問い合わせフォームより買取希望の旨をお知らせくださいませ。LINEでの対応も受付中です。