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ゲーミングPCの梱包方法を解説 | 大きいダンボールと緩衝材を用意しておこう

ゲーミングPCの梱包方法について解説していきます。引っ越し・修理・友人や知人への譲渡などでパソコンを送る必要がある方向けの内容です。慣れていないと不安に感じてしまうかもしれませんが、送り方自体はそこまで難しくありません。

このページを読んで正しい梱包を行えば配送事故を減らすことができます。なお、購入時の資材を残しておくとスムーズです。一から揃えるとなると意外とコストが掛かります。

まずはパソコンのサイズを計測

パソコンの高さ、長さ、幅を計測してください。計測しないでダンボールを購入してしまうとうまく収まらなくて結局買い換える必要が出てくる可能性があります。二度手間になるので面倒くさがらずに手順を踏みましょう。なお、幅がダンボールの高さになりますが、基本的にはどのダンボールでも幅(高さ)が問題になることはありません。

特殊なケースを除けばフルタワーでも25cm以内に収まり多くの場合クリアできるからです。重要なのはパソコンの高さ(ダンボールの奥行き)と長さ(ダンボールの幅)です。ダンボールの長さが足りても、奥行きが足りないということは多々あります。私も何度も経験しています。

準備しておくもの

大きいダンボール

パソコン本体のサイズに合わせて大きめのダンボールが必要です。目安としてはミニタワーで140、ミドルタワーで160、フルタワーで170です。手元にない場合はAmazonなどで購入しておきましょう。同じサイズでも製品によって長さや幅が異なります。

目安として140なら52cm×45cm×30cm、160なら53cm×53cm×33cmです。ほとんどのミニタワー及びミドルタワーケースが収まるはずです。ダンボールを購入するとなると1枚当たり500円~700円程度掛かります。痛い出費となりますので、ゲーミングPCを購入された際の梱包資材一式を取っておくとよいですね。

緩衝材

パソコンの梱包には緩衝材も必須です。緩衝材を使用しないとダンボール内でパソコンが動いてしまい故障の原因となります。機械なので衝撃には弱いです。エアー緩衝材・バラ緩衝材・プチプチなど何種類が用意しておくと用途に合わせて選択できます。

両更クラフト紙

両更クラフト紙を使えば上記緩衝材よりも安く済ませることができます。厚手のものなら安心です。もしこれらの緩衝材がなければ新聞紙などで代用することも可能です。それなりの量が必要になることは理解しておきましょう。

梱包用テープ

梱包用テープも用意しておきましょう。ダンボールの組み立てや梱包に必要です。ガムテープ(クラフトテープ)・布テープ・OPPテープなど種類があります。ガムテープ→布テープ→OPPテープの順に強度が上がり、価格も高くなります。基本的にはガムテープでも問題ありませんが、不安であれば布テープやOPPテープを活用してもよいと思います。

はさみ

ガムテープを切ったり、緩衝材を切ったりするのに便利です。

油性ペン

ダンボールに文字を書くように油性ペンがあると便利です。目立たせるために太めの方がよいでしょう。

ゲーミングPCの梱包方法

ダンボールを組み立てる

まずはダンボールの組み立てを行いましょう。ダンボール自体に破損がないか確認しておくことが大切です。底抜けを防ぐために十字張り・キ張り・米字張りが効果的です。十字張りが簡単で強度も十分です。フルタワーケースなど重量がある場合はキ張りや米字張りを選択するとよいですね。

パソコン本体を梱包する

ゲーミングPC本体もプチプチなどで補強しておきましょう。本体全体を囲うように梱包しておけば安心です。手間だからと補強しないと破損リスクが高くなってしまいます。場合によってはグラフィックボードを取り外して別便で郵送するのもよいですね。各種ケーブル類を透明なテープで止めておくのも有効です。

ダンボールに緩衝材を入れる

ゲーミングPCを入れる前にダンボールに緩衝材を敷き詰めます。緩衝材が入れたらマザーボード部分を下側にして格納します。格納したらパソコン本体の上部・側面・下部にも緩衝材を入れておきましょう。パソコン本体がダンボールに触れないように丁寧に梱包しましょう。

ガムテープで梱包をする

ゲーミングPCが入ったらテープでダンボールを梱包します。「天地無用」・「精密機器」などの注意書きをダンボールに記載しておくとなおよしです。Amazonなどでシールを購入しておくと手間を省けます。

配送業者一覧

日本郵便

ゆうパックでパソコンを送ることができます。多くのPCショップが活用していることからも安心感がありますね。当ショップでも日本郵便を利用しています。東京から関西への送料は160サイズで2,610円となります。価格を抑えたい方にもおすすめです。無料で集荷に来ていただくこともできます。

ヤマト運輸

パソコンに特化したパソコン宅急便が用意されています。東京から関西への料金は160サイズで2,629円+専用BOX代(1,500円)です。梱包はすべてヤマト側が行ってくれるので安心です。ダンボールなどを別途用意しておく必要がありません。パソコン宅急便1個につき税込300,000円まで紛失・破損に対する補償を受けられます。通常の宅急便だと160サイズで2,630円(キャッシュレスは2,629円)です。

佐川急便

佐川急便では法人向けに飛脚精密機器宅急便サービスが提供されています。個人の方は通常の飛脚宅配便や飛脚ラージサイズ宅急便サービスを活用できます。梱包はご自身で行う必要があります。

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